内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京都]

 東京都は三菱地所が計画する「内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2月19日に認可すると発表しました。同再開発は国家戦略特別区域の都市計画建築物等整備事業となっている再開発で、大手町の北側で首都高や日本橋川を越えたところの内神田一丁目が計画地となっています。

 規模は地上26階、地下4階、高さ126m、延床面積約85,173屐⇒囘咾六務所、貢施設、店舗、駐車場で構成されます。また、広場や歩道状空地の他、日本橋川に防災船着場と新設の人道歩道橋も整備する計画で、今後は2021年度に権利変換計画認可、2022年度に工事着手、2025年度に竣工予定となっています。総事業費は約551億円です。

▼東京都:報道発表資料(2021年2月18日)
内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 今回の発表では小さい完成予想図しか公開されなかったので、2019年12月に公開された完成予想図を載せておきます。縦のラインが入ったデザインとなり、低層部のデザインも少し変わっていますが大きな変更はなさそうです。ただ、高さが130mで計画されていたのが高さ126mへと少し低くなっており、この完成予想図でもその変化が見てとれます。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:東京都]

 画像が小さ過ぎて文字が読めませんが、低層部に貢献施設、店舗、中高層部に事務所が配置される板状のオフィスビルとなります。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 これもまた文字が読めませんが配置図です。敷地西側に約1000屬旅場1号、日本橋川沿いに約300屬旅場2号、道路側には幅員約2m、延長約120mの歩道状空地が整備されます。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:内閣府]

 わかりにくいので2019年12月に公開された配置図です。日本橋川には船着場を整備し、日本橋川には人道橋を架け大手町仲通りと繋がるようになります。

 ちなみにこの辺りは首都高地下化には含まれていないため、日本橋川の上空には首都高が通っており人道橋は首都高の下を通る形となります。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 これもまた少し古いバージョンの完成予想図です。最新のデザインと見比べると3階と4階の間の横のラインがなくなっていますが形に大きな変更はなさそうです。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 こちら側の最新デザインがどうなっているのかはわかりませんが大きな変更はないかと思います。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:内閣府]

 場所は大手町の超高層ビル群の北側で、日本橋川、首都高と外堀通りに挟まれた場所となっています。ちょうど超高層ビル群が途切れる場所ですが、丸ノ内線「大手町」駅のすぐ近くでJR神田駅にも徒歩圏の位置です。この位置図には描かれていませんがJR東京駅も徒歩圏です。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した大手町の超高層ビル群です。その超高層ビル群が途切れたところで赤い網掛けをしたビルが「内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地となります。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

 同じ方向を地上から見た現地の様子です。左の角地が「日立鎌倉橋ビル」、その右が「コープビル」でこの2棟が既存建物となります。ここのビルが解体されると一時的に大手町の超高層ビル群が見えるようになります。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

 別角度からの空撮です。これら大手町の超高層ビル群よりは低いビルとなります。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

 大手町はかなりのビルが建て替えられたので、次は神田方面に超高層ビル群が広がって行くのかもしれないですね。



内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

 神田方面はこのように小規模なビルが多いので再開発の余地がまだまだありそうですが、逆に地権者をまとめるのが大変で再開発が進まないのかもしれないですね。

■物件概要■
名称:内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都千代田区内神田1丁目1番12,14
用途:事務所、貢献施設、店舗、駐車場
階数:地上26階、地下3階
高さ:126m
地区面積:約1.0ha
敷地面積:約5,100
延床面積:約85,173
事業者:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:未定
工期:2022年4月着工〜2025年度竣工予定
総事業費:約551億円