大崎で建設中のオフィスビル「(仮称)住友不動産大崎東プロジェクト」(地上19階、高さ90m)です。建設地は大崎駅から山手線内側を品川駅方面に徒歩8分の位置で「ソニー旧本社ビル(NSビル)」や「ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」の跡地です。仮称の通り住友不動産によるオフィスビルとなります。
西側から撮影。西側には五反田駅があり徒歩9分の距離となっています。
西側には何か飛び出た部分がありました。
近くにある大きめの駐車場越しに撮影。この駐車場は何かの再開発待ちかと思いますが特に情報は耳にしていません。
北西側から撮影。
先ほどの飛び出た部分です。後半に載せる基準階フロア図を見るとトイレや階段がある場所に設置される構造物のようです。どういった機能があるのかはわかりませんが、ビルのメンテナンス等に使う場所なのかもしれません。
その飛び出た部分の下は石調の外壁となっていました。
北側から撮影。直接基礎で建物下部に免震装置を設置した基礎免震構造となります。
敷地は7,102.36�屬塙�いですが建築面積が2,723.90�屬靴�なく、延床面積は47,399.41�屬箸修海泙蚤腓�なビルではありません。
敷地は三角形となっており、この写真手前など鋭角な部分には広場が整備されます。
GoogleMapの空撮
GoogleMapの空撮を見ると敷地全体が掘削され構台が設置されており、広場の下も駐車場等として利用されます。
「(仮称)住友不動産大崎東プロジェクト」の特徴的なのはこの外装ですね。この外装がなければ普通のガラスカーテンウォールのビルですが見事に印象を変えています。
斜めに段差を付けた石調の飾りがいい感じです。
見る角度によっては面白い景色が広がります。
外観完成イメージ[出典：住友不動産]
「(仮称)住友不動産大崎東プロジェクト」の完成予想図です。ガラスカーテンウォールのオフィスビルもいいですが外装に飾りを付けたデザインもいいですね。
外観完成イメージ[出典：住友不動産]
完大崎駅側から見た完成予想図です。
敷地配置図・1階平面図[出典：住友不動産]
同じ方向から見た配置図です。このように三角形の敷地となっており鋭角な五反田側と品川側には緑地が整備されます。広場には災害時の一時避難場所と活用できるようにマンホールトイレなど防災設備も備えられるとのことです。
基準階フロア図[出典：住友不動産]
オフィスフロアはL字型となり、北西部分にトイレやエレベーターなどが配置されます。その一番外側の灰色の部分が最初の方に載せた飛び出た部分となります。オフィスフロアの基準階面積は543.80坪（1,797.66�屐砲廼�調は1フロア53ゾーンの部分制御が可能な完全個別空調システムとります。
基準階フロアイメージ図[出典：住友不動産]
オフィスフロアの天井高は約3.0m、窓面高さは2.55mとなります。このイメージ図で大きな窓から見えている超高層ビル群は品川駅周辺です。こういった眺望が広がるオフィスでも1日中ブラインドが閉めっぱなしだったりするところも多いんでしょうね。
概要図[出典：国土交通省]
エントランスホールのすぐ上がオフィスフロア、地下が駐車場で店舗やカンファレンスルームのない純粋なオフィスビルとなります。
周辺地図[出典：住友不動産]
場所は大崎駅から北東へ徒歩8分、五反田駅から東へ徒歩9分の位置となります。徒歩15分以上かかりそうですが品川駅も徒歩で行ける距離です。
最後はソニー通りを品川方面に行った場所から見た「(仮称)住友不動産大崎東プロジェクト」です。信号を渡っているときにこの景色が見えて慌てて撮りました。
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
仮称：(仮称)住友不動産大崎東プロジェクト
計画名：(仮称)北品川5丁目計画
所在地：東京都品川区北品川５丁目420-1
用途：事務所、駐車場
階数：地上19階、塔屋1階、地下2階
高さ：90m
構造：鉄骨造（鉄骨鉄筋コンクリート造 / 鉄筋コンクリート造）、基礎免震構造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：7,102.36��
建築面積：2,800��
延床面積：47,509.23��
建築主：住友不動産
設計者：日建設計
施工者：清水建設
工期：2020年1月7日着工〜2022年2月竣工予定
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- 超高層ビル日記(東京編)
