虎ノ門・麻布台プロジェクト

東京タワー

 「世界貿易センタービル」の40階にある展望台「シーサイド・トップ」から営業終了日の2021年1月31日に撮影した「東京タワー」です。ここから「東京タワー」を見ると右側に「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の建設地が見えるのですがズームして見ると…



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.19m)の鉄骨が組まれ始めているのが見えました。ついに高さ325.19mへ向けて地上鉄骨建方が開始です。

 この325.19mという高さは「あべのハルカス」の地上60階、高さ300mを超えて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、完成から数年後には東京駅前の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に高さを抜かれてしまいます。とは言っても「Torch Tower」の着工予定は2023年度とまだ先なのでしばらくの間は日本の超高層ビルの主役となりそうです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 そんなわけで2021年2月7日に「東京タワー」の展望台から「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の建設現場を見てきました。いつもは一番上のトップデッキまで行っていますが今回は招待券を使ったのでメインデッキからの撮影です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 タワークレーン4基で鉄骨が組まれ始めている場所が地上64階、高さ325.19mとなるメインタワー(A街区)の建設地で、その右上が地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)、そのすぐ下が地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)の建設地です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 そんな「虎ノ門・麻布台プロジェクト虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業)」の完成予想図です。商標の出願状況から名称は「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」となると言われています。

 一番背の高い超高層ビルがメインタワー(A街区)で地上64階、地下5階、高さ325.19m、延床面積461,395.38屬納舁徑囘咾六務所ですが高層部は住宅フロアとなります。

 一番左のタワーマンションが西棟(B-1街区)で地上64階、地下5階、高さ262.83m、延床面積185,228.13屬嚢發気盂数も日本一のタワーマンションとなります。その右側のタワーマンションが東棟(B-2街区)で地上54階、地下5階、高さ237.20m、延床面積169,248.83屬任海舛蕕脇本2位の高さのタワーマンションとなります。

※ 当ブログでは主要用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っています。高層部だけ住宅の超高層ビルは複合ビルとして扱っています。メインタワー(A街区)高層部は住宅フロアとなるため住宅フロアとしては高さ日本一となりますが、当ブログ基準ではタワーマンションとして扱わないためタワーマンション部門のランキングからは外しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 平面図
平面図[出典:森ビル]

 平面図です。敷地はT字のような形をしており各棟はこのような配置となっています。区域面積約8.1ha、敷地面積約63,900屐∩躅箴果明冖860,400屬箸いδ饗腟模再開発で緑化予定の面積も約2.4haと超大規模となっており、敷地中央に整備される中央広場の広さは約6,000屬之弉茲気譴討い泙后

 同プロジェクトは東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅と直結となり、敷地内には延長約700mの東西歩行者地下通路が整備され両駅が地下通路で接続されます。また、同再開発では桜田通り、外苑東通り、麻布通りと繋がる新たな道路が整備されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 立体図
立体図[出典:森ビル]

 地上64階、高さ325.19mとなるメインタワー(A街区)は7階〜52階が総貸室面積約204,000屬離フィスフロア(基準階面積約4,300屐遡4,840屐法高層部の54階〜64階が91戸の住宅フロアとなります。住宅フロアには居住者専用のラウンジやスパ、各住戸ごとに専用のエレベーターホールも整備されるとのことです。最上階の住宅フロアは高さ300mを超えると思われますが、この高さは東京タワーの一番上の展望台よりも高い位置となります。

 地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)は3階〜5階が総貸室面積約4,200屬離フィスフロア(基準階面積約1,400)、6階〜64階が約970戸(サービスアパートメント約170戸を含む)の住宅フロアとなります。西棟には多数の共用施設が設置され「都市スマートライフ」が実現できるとされています。

 地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)は1階〜13階が日本初進出のラグジュアリーホテル(約120室)、14階〜53階は約330戸の住宅フロアとなります。住宅部のコンセプトは「リゾートホテルに暮らすような住環境」でプール付きの住戸や2層吹き抜けのリビングがある住戸も設定され、ホテルと連携したサービスも利用できるようになります。

 同再開発では低層棟が連なるC街区(C1街区〜C4街区)もあり、C街区は屋上緑化された建物となり商業、住宅、オフィス等などで構成されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の完成予想図をもう1枚。メインタワー(A街区)の足元左に隣接しているマンションのような建物はインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」です。




虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 東京タワーのメインデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.19m)の建設現場です。タワークレーン4基で鉄骨が組まれて始めています。設計者は森ビルで施工者は清水建設です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 真ん中では階段が設置され4階部分まで鉄骨が組まれ始めていました。鉄骨が組まれ始めたら成長は早く、日に日に色々な場所から見えるようになって行くかと思います。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 この辺りまでがビルの本体ですかね。少し間が開いているのでここにエントランスホールが配置されるのかもしれません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 ロシア大使館前横から見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」です。ちなみに撮影した2月7日は北方領土の日であったため、周辺には大量の街宣車と見たことのない人数の警察官がいました。

 このA街区の建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地です。そのためビルの名称は日本郵便を表す「JP」も入った「虎ノ門麻布台ヒルズJPタワー」などになるのかもしれません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 西側から撮影。まだタワークレーンしか見えませんでしたが、すぐにビル本体が見えるようになるかと思います。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 少し広角で撮影。手前は西棟の建設現場です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 ロシア大使館側とは反対から撮影。同プロジェクトのB街区辺りは谷となっているためこうして横から見ることができます。かなりの高低差のある敷地ですがどのようにその高低差を活かした街になるのか楽しみです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。延床面積が461,395.38屬ら461.876.64屬望しだけ拡大していました。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 メインタワー(A街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
用途:共同住宅(54階〜64階)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.19m(最高325.19m)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15.247.18
延床面積:461.876.64
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 東京タワーのメインデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)の建設地です。この右側に東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅があります。設計者は森ビルで施工者は三井住友建設です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 仮設の歩道から見た建設地です。以前は谷側にある道路沿いに歩道がありましたがその道路は封鎖され、以前は車道しかなかった場所に仮設の歩道が設置されたためこうして建設現場を見ることができています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 西棟(B-1街区)は地下5階までありますが、どこを地上1階レベルに設定しているんでしょうね?敷地内でも高い場所を建築基準法上の1階レベルに設定することがほとんどです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。数値に変化はなさそうです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目32番6外
用途:共同住宅(6階〜64階)・事務所(3階〜5階)・店舗・保育所・駐車場等
総戸数:970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数:地上64階、地下5階
高さ:262.83m(最高262.83m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:9,648.39
建築面積:6.377.03
延床面積:185,228.13
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:三井住友建設
工期:2019年10月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 東京タワーのメインデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)の建設地です。同街区は東棟の他に中央広場などの施設も含まれるためかかなり広大な敷地となっています。設計者は森ビルで施工者はA街区と同じく清水建設です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 この建設現場はいつ見ても構台が凄いです。右端では構台の上にプレハブ事務所がありますが、その下には車が通れる道も整備されています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 左下の黒い屋根の建物は「霊友会釈迦殿」でこの右側あたりまでB-2街区の敷地となっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 地上から撮影。見えるのは構台ばかりです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 こういった巨大なプロジェクトの設計はどれくらいの期間で行っているんでしょうね。広大な敷地かつかなりの高低差のある場所なので、設計書も膨大な数になるんでしょうね。これだけの規模の再開発を見られるのは嬉しい限りです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。こちらも数値の変更は見当たりません。

■物件概要(東棟(B-2街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 東棟(B-2街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-2街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目12番、13番外
用途:共同住宅(14階〜53階)・ホテル(1階〜13階)・店舗・集会場・駐車場等
総客室数:約120室
総戸数:約330戸
階数:地上54階、地下5階
高さ:237.20m(最高237.20m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:16,467.87
建築面積:8,273.24
延床面積:169,248.83
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区
屋上緑化が施された低層棟(イメージ)[出典:森ビル]

 C街区の完成予想図です。当ブログは超高層専門ですがこの斬新なデザインはスルーするわけにはいきません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 しかも桜田通りにちょうど良い場所に歩道橋があるのでこうしてC街区の建設現場を見ることができます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 傾斜地を活かして構台が段々高くなって行く様子は最高ですね。この景色は大好きです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 建物本体の建設が始まるとこういった景色も見られなくなるので、何気にC街区は今が一番面白い時期かもしれません。ちなみに完成予想図を見ると歩道橋と接続されるようなので一時的に歩道橋が閉鎖されるかもしれないですね。

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」超高層棟から低層棟まで全て楽しみです。