虎ノ門・麻布台プロジェクトとは

虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮

 あけましておめでとうございます。2021年の超高層マンション・超高層ビルブログもよろしくお願い致します。さて、2021年の一番の楽しみと言えば「虎ノ門・麻布台プロジェクト」です。同プロジェクトでは地上64階、高さ325.19mのメインタワー(A街区)、地上64階、高さ262.83mの西棟(B-1街区)、地上54階、高さ237.20mの東棟(B-2街区)などが建設されます。

 2020年最後のブログに載せた「Torch Tower」(地上63階、高さ390m)の着工はまだ先ですが、こちらのプロジェクトは既に着工しており、今年中に地上部の建設が始まって超高層ビル本体が見えてくると思われます。そのため今年一番の楽しみが「虎ノ門・麻布台プロジェクト」です。

 これは2020年12月18日にヘリから撮影した同プロジェクトの建設地です。タワークレーン4基ある場所が高さ高さ325.19mの超高層ビルが建設されるA街区で、その左後ろがB-1街区、真後ろがB-2街区といった感じになっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 平面図
平面図[出典:森ビル]

 平面図で見るとこのような配置となっています。敷地面積約63,900屬里Δ遡2.4haが緑化される予定となっており、敷地中央に整備される中央広場は約6,000屬旅さとなります。

 同プロジェクトは東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅と直結となり、敷地内に延長約700mの東西歩行者地下通路が整備され両駅が地下通路で接続されます。また、同再開発では桜田通り、外苑東通り、麻布通りと繋がる新たな道路が整備され道路網も改善されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業)」の完成予想図です。商標の出願状況から「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」といった名称になりそうです。

 区域面積約8.1ha、敷地面積約63,900屐∩躅箴果明冖860,400屬箸いδ饗腟模再開発で、一番背の高い超高層ビルがメインタワー(A街区)で地上64階、地下5階、高さ325.19m、延床面積461,395.38屬箸覆蠅泙后4粟時は大阪の「あべのハルカス」(地上60階、高さ300m)を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなりますが、完成から数年後には東京駅前の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に高さを抜かれて日本2位となります。

 左のタワーマンションが西棟(B-1街区)で地上64階、地下5階、高さ262.83m、延床面積185,228.13屬妊織錙璽泪鵐轡腑鵑箸靴討蝋發気盂数も日本一となります。その右側、完成予想図中央のタワーマンションが東棟(B-2街区)で地上54階、地下5階、高さ237.20m、延床面積169,248.83屬妊織錙璽泪鵐轡腑鵑箸靴討蝋發菊本2位のタワーマンションとなります。

 当ブログでは主要用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っており、高層部だけ住宅の超高層ビルは複合ビルとして扱っています。メインタワー(A街区)高層部は住宅フロアとなり、住宅フロアとしては高さ日本一となりますが、タワーマンション扱いはしないためタワマン部門の高さ1位からは外しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 立体図
立体図[出典:森ビル]

 メインタワー(A街区)は7階〜52階が総貸室面積約204,000屬離フィスフロア(基準階面積約4,300屐遡4,840屐法高層部の54階〜64階が91戸の住宅フロアで居住者専用のラウンジやスパ、各住戸ごとに専用のエレベーターホールも整備されます。最上階の住宅フロアは高さ300mを超える高さとなりそうです。この高さは東京タワーの一番上の展望台よりも高い位置となります。

 西棟(B-1街区)は3階〜5階が総貸室面積約4,200屬離フィスフロア(基準階面積約1,400)、6階〜64階が約970戸(サービスアパートメント約170戸を含む)の住宅フロアとなります。西棟には多数の共用施設が設置され「都市スマートライフ」が実現できるとされています。

 東棟(B-2街区)は1階〜13階が日本初進出のラグジュアリーホテル(約120室)、14階〜53階は約330戸の住宅フロアとなります。住宅部のコンセプトは「リゾートホテルに暮らすような住環境」で、プール付きの住戸や2層吹き抜けのリビングがある住戸も設定され、ホテルと連携したサービスも利用できるようになります。

 低層棟が連なるC街区(C1街区〜C4街区)は商業、住宅、オフィス等などで構成されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 別角度から見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の完成予想図です。メインタワー(A街区)の左側の足元に隣接している低層の屋上緑化された建物はインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」となります。



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮

 同じような方向から見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の空撮です。何となくこれで位置関係が掴めるかと思います。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 2020年12月26日に東京タワーのトップデッキから見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」方面です。かなり大規模な再開発とうことがわかります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 メインタワーと西棟、東棟の超高層が建設される方面にズームです。ここから先は各街区の様子を載せていきますが、最後には夜景と空撮を載せているので途中で閉じずに見てください。




虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 東京タワーのトップデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.19m)の建設現場です。タワークレーン4基が設置され建設が進められています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 ズームです。同ビルの54階〜64階は住宅フロアとなりますが建築物環境計画書制度で見ると分譲91戸となっています。たぶん余裕で10億円を超えるような一般人には全く縁のないマンションとなりそうですね。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 ロシア大使館近くの外苑東通りから撮影。このA街区の建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地です。そのためビルの名称は日本郵便を表す「JP」も入った「虎ノ門麻布台ヒルズJPタワー」などになるのかもしれません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 反対側から撮影。同敷地のB街区がある辺りは谷となっているため、反対側の丘からこうして横から見ることができます。六本木ヒルズと同じようにかなり高低差のある敷地ですが、どのようにその高低差を解消した作りになるのかも見所の一つです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。特に数値に変化はなさそうです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 メインタワー(A街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
用途:共同住宅(54階〜64階)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.19m(最高325.19m)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15.247.18
延床面積:461,395.38
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 東京タワーのトップデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)の建設地です。六本木一丁目駅に一番近い街区となります。

 西棟の3〜5階がオフィスフロア、6階〜64階が970戸の住宅フロアとなります。建築物環境計画書制度では分譲802戸、賃貸168戸となっているので、この賃貸がサービスアパートメント部となるものと思われます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 地下5階までありますがこの辺りは深い谷になっていた場所なので、どこか1階レベルに設定されているのかは謎です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 一部鉄筋コンクリートが組まれている場所がありましたが、ここが1階レベルとなるのでしょうか。オープン後にエレベーター等を見るまでは答え合わせは出来ないかもしれません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)  建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。数値に変化はなさそうです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目32番6外
用途:共同住宅(6階〜64階)・事務所(3階〜5階)・店舗・保育所・駐車場等
総戸数:970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数:地上64階、地下5階
高さ:262.83m(最高262.83m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:9,648.39
建築面積:6.377.03
延床面積:185,228.13
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:三井住友建設
工期:2019年10月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 東京タワーのトップデッキから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)の建設地です。同街区は東棟と中央広場といった施設が建設されますが、その広場部分が大きいのかかなり広大です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 そして構台が組まれている範囲もかなり広いです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 構台の上に大きな交差点がある工事現場となっています。この交差点のあたりが中央広場部分かと思います。

 その交差点の先に建設される西棟の1階〜13階はホテルフロアとなり、14階〜53階が住宅フロアとなります。建築物環境計画書制度を見ても戸数表記がありませんが、発表では総戸数は約330戸となっています。規模の割りに戸数が少ないのは広い豪華な部屋が多数用意されるためだと思われ、実際、プール付きの住戸や2層吹き抜けの住戸もあるとのことです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 右端の切れ目があるあたりまでB-2街区でその先がC街区となります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 B-2街区も谷となっていた場所のためどこが1階レベルに設置されるのかは不明です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 この構台がある高さが1階レベルになるんですかね。これもまた答え合わせはオープンするまで出来ないかもしれません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 この「霊友会釈迦殿」の前あたりまでB-2街区です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。こちらも数値の変更は見当たりません。

■物件概要(東棟(B-2街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 東棟(B-2街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-2街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目12番、13番外
用途:共同住宅(14階〜53階)・ホテル(1階〜13階)・店舗・集会場・駐車場等
総客室数:約120室
総戸数:約330戸
階数:地上54階、地下5階
高さ:237.20m(最高237.20m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:16,467.87
建築面積:8,273.24
延床面積:169,248.83
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区
屋上緑化が施された低層棟(イメージ)[出典:森ビル]

 C街区の完成予想図です。当ブログは低層棟はだいたい省略することが多いのですが、この斬新なデザインのため外すわけにはいかないので建設の様子をしっかり追うつもりでいます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 桜田通りにちょうど良い歩道橋があるのでこうしてC街区の建設現場を見ることができます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 何か杭のようなものがいっぱい地面から出ていました。また、背後に続く構台もなかなか格好いいです。

 そしてブログを書いているときに気が付いたのですが右後ろのはモックアップのようなものが出来ていました。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 完成予想図で見る限りではかなり格好いいデザインですが、実際の完成形はどのような感じなんでしょうね。見えて来る日が楽しみです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 C街区に残っていた既存ビルの解体工事も始まっていました。

 毎回書いていますがこれだけの規模の再開発をまとめる森ビルは凄いですね。他のデベロッパーでも同規模の再開発をまとめることって可能なんですかね。ここまで大規模にできるのは森ビルだけなんじゃないかと思っています。




虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮

虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮

 ここからは空撮パートです。特に説明は書きません。惜しみなく載せたのでじっくり見てもらえればと思っています。



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮



虎ノ門・麻布台プロジェクトの空撮




夜明けの虎ノ門・麻布台プロジェクト

夜明けの虎ノ門・麻布台プロジェクト

 最後は本日、2021年1月1日の東京タワーのメインデッキから撮影した夜明けの虎ノ門・麻布台プロジェクト」です。クラウドファンディングで東京タワーから初日の出というのがあったので申し込んでいました。そのため午前6時半頃の景色も見ることができました。



夜明けの虎ノ門・麻布台プロジェクト

 月、朝焼けに照らされる超高層ビル、天気にも恵まれて良い景色でした。