虎ノ門・麻布台プロジェクトの概要

虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 12月8日にNHKで放送された『さし旅』に出演させて頂いたのですが、その最初の東京タワーでのシーンで紹介した森ビルによる大規模再開発「虎ノ門・麻布台プロジェクト虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業)」の完成予想図です。商標が出願状況から「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」といった名称になると言われています。

 同再開発は区域面積約8.1ha、敷地面積約63,900屐延床面積約860,400屬箸いδ饗腟模再開発で、一番背の高い超高層ビルがメインタワー(A街区)で地上64階、地下5階、高さ325.19m、延床面積461,395.38屬如完成時は大阪の「あべのハルカス」(地上60階、高さ300m)を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、完成から数年後には東京駅前の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に高さを抜かれます。

 左のタワーマンションは西棟(B-1街区)で地上64階、地下5階、高さ262.83m、延床面積185,228.13屬如▲織錙璽泪鵐轡腑鵑箸靴討蝋發気盂数も日本一となります。その右側、完成予想図中央のタワーマンションが東棟(B-2街区)で地上54階、地下5階、高さ237.20m、延床面積169,248.83屬如▲織錙璽泪鵐轡腑鵑箸靴討蝋發菊本2位のタワーマンションとなります。

 当ブログでは主要用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っていますが、単純に住宅フロアだけで見るとメインタワー(A街区)高層部が住宅フロアとなるので、そちらが高さ日本一の住宅となります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 立体図
立体図[出典:森ビル]

 メインタワー(A街区)は7階〜52階が総貸室面積約204,000屬離フィスフロア(基準階面積約4,300屐遡4,840屐法高層部の54階〜64階が91戸の住宅フロアで居住者専用のラウンジやスパ、各住戸ごとに専用のエレベーターホールも整備されます。最上階は高さ300mを超える高さとなりそうです。

 西棟(B-1街区)は3階〜5階が総貸室面積約4,200屬離フィスフロア(基準階面積約1,400)、6階〜64階が約970戸(サービスアパートメント約170戸を含む)の住宅フロアとなります。西棟には多数の共用施設が設置され「都市スマートライフ」が実現できるとされています。

 東棟(B-2街区)は1階〜13階が日本初進出のラグジュアリーホテル(約120室)、14階〜53階は約330戸の住宅フロアとなります。住宅部のコンセプトは「リゾートホテルに暮らすような住環境」で、プール付きの住戸や2層吹き抜けのリビングがある住戸も設定され、ホテルと連携したサービスも利用できるようになります。

 低層棟が連なるC街区(C1街区〜C4街区)は商業、住宅、オフィス等などで構成されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 平面図
平面図[出典:森ビル]

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」では敷地西側にタワーマンション2棟、中央に超高層ビル、東側に低層のビルを配置します。敷地面積約63,900屬里Δ遡2.4haが緑化される予定となっており、その名の通り敷地中央に整備される中央広場は約6,000屬旅さとなります。

 計画地は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅と直結となりますが、敷地内に延長約700mの東西歩行者地下通路も整備し両駅を地下通路で接続する計画となっています。また、同エリアは道路網が貧弱だったのですが、同再開発では桜田通り、外苑東通り、麻布通りと繋がる新たな道路が整備され交通網も改善されます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 完成イメージ
完成イメージ[提供:森ビル]

 別角度から見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の完成予想図です。左から地上64階、高さ325.19mのインタワー(A街区)、地上54階、高さ237.20mの東棟(B-2街区)、地上64階、高さ262.83mの西棟(B-1街区)となっています。

 メインタワー(A街区)の左側の足元に隣接している低層の建物はインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」となります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト スクール 完成イメージ
スクール外観完成イメージ[出典:森ビル]

 その「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」の完成予想図です。規模は地下1階〜地上7階、校舎面積約14,000屬之弉茲気譴討い泙后



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 『さし旅』の収録前に撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト」方面の眺めです。撮影日は11月中旬です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 計画地にズームです。これだけ広大な敷地で同時に建設工事が行われている様子は迫力があります。

 ちなみに『さし旅』の収録は、指原莉乃さんとココリコ田中さんに挨拶をせずにいきなり撮影が開始されるので東京タワーでのシーンはガチガチに緊張しています(笑)



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 12月6日に六本木ヒルズから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト」方面の眺めです。見ての通り東京タワーに近い立地です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト

 計画地にズームです。これだけの範囲をまとめられる森ビルはさすがですね。というか、これだけの範囲をまとめられると思うことが普通じゃない気がします。東京駅前の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)の建設開始はまだ何年か先の話しなので、ここがしばらくの間はイチオシの建設現場となります。




虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の建設状況

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 東京タワーから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.19m)の建設現場です。タワークレーンが4基に増えていました。今はまだ地下部の工事中のようですが、このまま4基のタワークレーンで高さ325mまで建設を進めて行くのかと思います。上棟する頃のタワークレーンの先端は東京タワーより高いことになりそうです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 逆側の六本木ヒルズから撮影。地上部の建設が始まるのはいつ頃になるんでしょうね。鉄骨が組まれ始めれば現場に通う頻度を高くしようと思っています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 ロシア大使館近くから撮影。A街区の建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地です。そのため名称は日本郵便を表す「JP」も入った「虎ノ門麻布台ヒルズJPタワー」などになるのではと予想しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)

 逆光ですが反対側から見たA街区です。建設地の大部分は谷となっていますがA街区は高台側のため、反対の高台側からはこうして横から見ることができます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。特に数値に変更はなさそうです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 メインタワー(A街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
用途:共同住宅(54階〜64階)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.19m(最高325.19m)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15.247.18
延床面積:461,395.38
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-1街区)の建設状況

虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 東京タワーから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)の建設地です。地下5階まであるので構台が凄いことになっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 逆側の六本木ヒルズから撮影。3〜5階がオフィスフロア、6階〜64階が970戸の住宅フロアとなります。建築物環境計画書制度では分譲802戸、賃貸168戸となっているので、この賃貸がサービスアパートメント部となりそうです。森ビルによる高さ日本一のタワーマンション。一帯どれくらいの価格帯になるんでしょうね?戸数的に狭い部屋もあると思いますが、狭い部屋は地権者住宅で一般分譲は全戸億ションとなり一番高い部屋は10億円を軽く超えてくると予想しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 現地から撮影。この辺りは谷になっており歩いて通れる道路はこの構台の下にありましたが、今はその道路は封鎖され仮設の歩道が設置されています。




虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 再開発でこの谷はどうなるんでしょうね?このままフラットになるのかまた谷が復活するのか、今ある資料ではよくわかりません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)

 右端では鉄筋コンクリートの型枠も見えました。ここも地上部の建設が始まる日が楽しみです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。こちらも特に数値に変化はなさそうです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目32番6外
用途:共同住宅(6階〜64階)・事務所(3階〜5階)・店舗・保育所・駐車場等
総戸数:970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数:地上64階、地下5階
高さ:262.83m(最高262.83m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:9,648.39
建築面積:6.377.03
延床面積:185,228.13
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:三井住友建設
工期:2019年10月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)の建設状況

虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 東京タワーから撮影した「虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)の建設地です。こちらも地下5階まであるので構台が凄いことになっています。今まで色々な工事現場を見てきましたがここが一番凄い気がします。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 逆側の六本木ヒルズから撮影。1階〜13階がホテルフロア、14階〜53階が住宅フロアが住宅フロアとなります。建築物環境計画書制度を見ても戸数表記がありませんが、総戸数は約330戸となります。

 規模の割りに戸数は少ないです。実際、プール付きの住戸や2層吹き抜けのリビングがある住戸も設定されるとのことなので、広めの豪華な部屋が多数用意されることになりそうです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 現地から撮影。B-2街区は広場もあったりとかなり広い敷地となっています。東京タワーの右側に見える背後の黒い建物は「霊友会釈迦殿」です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 この辺りが中央広場かと思います。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)

 そしてこの写真の中央あたりがマンション本体が建設される場所となります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。こちらも特に数値の変更は見当たりません。

■物件概要(東棟(B-2街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 東棟(B-2街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-2街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目12番、13番外
用途:共同住宅(14階〜53階)・ホテル(1階〜13階)・店舗・集会場・駐車場等
総客室数:約120室
総戸数:約330戸
階数:地上54階、地下5階
高さ:237.20m(最高237.20m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:16,467.87
建築面積:8,273.24
延床面積:169,248.83
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定




虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区の建設状況

虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区
屋上緑化が施された低層棟(イメージ)[出典:森ビル]

 C街区の完成予想図です。当ブログは超高層専門のため通常、低層棟は省略したり写真1枚とか軽く触れるだけで終わらせるのですが、ここはこの斬新なデザインのため外すわけにはいきません。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 東京タワーからは既存ビルがあってほとんど見えないため、六本木ヒルズから撮影したC街区です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 桜田通りからはその六本木ヒルズまで見える状態になっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区
商業エリア完成イメージ[提供:森ビル]

 その桜田通りから見た完成予想図です。入り口がこの建物だとテンションが上がりそうです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 C街区の目の前には歩道橋がありそこから広大な敷地を眺めることができます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 ここから見るB街区方面の構台が迫力があって格好いいです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 どこを見てもワクワクする工事現場です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区

 高台側から見たC街区方面です。低層棟も含めて全部が楽しみな再開発です。