大井町駅周辺広町地区開発 断面図
断面図[出典:東京都環境局]

 大井町駅と品川区役所の間の大井町駅周辺広町地区において、JR東日本(東日本旅客鉄道)がオフィス、住宅・ホテル、商業施設で構成する複合施設「大井町駅周辺広町地区開発」を建設することが東京都より公開された環境影響評価計画書より判明しました。

 建設地は四季劇場[夏]、キャッツ・シアター、スポル品川大井町などがある一帯で、大井町駅に近い側がA-1敷地(約23,600)、品川区役所に近い側がA-2敷地(約7,100)となっており、A-1敷地には地上23階、地下4階、高さ約114mのオフィス棟と地上26階、地下2階、高さ約107mの住宅・ホテル棟、A-2敷地には地上3階、地下1階、高さ約17mの商業棟が配置されます。

 住宅・ホテル棟は下半分がホテル、上半分が住宅で総戸数は約300戸で計画されています。オフィス棟、住宅・ホテル棟は2階に整備される歩行者動線で繋がり、3階に整備されるデッキでは商業棟にも繋がります。図を見た感じだと大井町駅にもデッキで繋がるようです。

▼東京都環境局:環境影響評価図書(2020年12月1日)
「大井町駅周辺広町地区開発」環境影響評価計画書
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大井町駅周辺広町地区開発 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 計画地は区役所通りに面した一帯で、住宅・ホテル棟は敷地東側の一番駅に近い側、敷地中央にオフィス棟、敷地西側に商業棟が配置されます。商業棟の上部には緑豊かな大規模な広場空間を整備する計画となっています。



大井町駅周辺広町地区開発 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 大井町駅にはJR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線の3路線があり、敷地の南側を通っているのが東急大井町線、東側を通っているのがJR京浜東北線です。りんかい線は地下深くを通っています。



大井町駅周辺広町地区開発 高層建築物の分布状況
高層建築物の分布状況[出典:東京都環境局]

 計画地周辺の高層建築物の分布状況なる資料もありました。大井町の西側には「ブリリア大井町ラヴィアンタワー」(地上28階、最高高さ101.65m)、「クレヴィアタワー大井町 THE RESIDENCE」(地上21階、最高高さ73.85m)、「シティタワー大井町」(地上29階、高さ97.15m)といったタワーマンションがありますが、「大井町駅周辺広町地区開発」に建設されるタワーマンションはもっとも大井町駅に近い物件となります。

 賃貸なのか分譲なのかは不明ですが、北側住戸からは東京の超高層ビル群が一望できる立地です。ただ、一般的には南向きの方が人気となるんですかね。超高層ビルマニア的にはこの立地だと北側推しです。





 計画では着工までに解体、撤去され、両敷地とも2022年度に着工、2025年度に竣工予定となっています。

■物件概要(A-1敷地)■
事業名:大井町駅周辺広町地区開発
所在地:東京都品川区広町二丁目地内
用途:業務、宿泊、住宅、商業、駐車場等
総戸数:約300戸
階数(オフィス棟):地上23階、地下4階
階数(住宅・ホテル棟):地上26階、地下2階
高さ(オフィス棟):約114m
高さ(住宅・ホテル棟):約107m
敷地面積:約23,600
延床面積:約250,000
事業者:東日本旅客鉄道(JR東日本)
工期:2022年度着工〜2025年度竣工予定
供用開始:2025年度予定