日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:三井不動産]

 日本橋に建設される複合の超高層ビル「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)の完成予想図です。完成済み、計画中のビルを含めて日本で5番目に高い超高層ビルとなります。

 事業主は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合で参加組合員として三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスが参画しています。現在は既存ビルの解体工事が行われており、2021年度着工、2025年度竣工予定となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 再開発組合の設立認可発表時の断面図です。当時は地上49階、高さ287mで最新の規模とそれほど大きな差はありませんが、高層部のデザインが大きく異るため高層部のフロア構成は異なっている可能性があります。

 最新情報ではオフィス、商業店舗、サービスアパートメント、ホテル等で構成され、高層部の39階〜47階にはヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(全197室)が日本初進出することになっています。52階という階数と以前の断面図、最新の完成予想図からしてホテルのさらに上にサービスアパートメントが入るのかもしれません。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:三井不動産]

 同再開発は超高層棟が配置されるC街区以外に日本橋川沿いに低層が配置されるA街区とB街区もあります。A街区とB街区の目の前の日本橋川上空には首都高の高架がありますが、将来的には地下化されることもあり親水広場など水辺空間の整備も行われます。

 図の下にある「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)とは地下通路とペデストリアンデッキで接続され、そして昭和通りの地下を通る都営浅草線「日本橋」駅には新たな改札口を整備し駅直結となる計画となっています。また、コレド日本橋を経由することで東京メトロ東西線「日本橋」駅とも直結となります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 現地に設置されている道路封鎖のお知らせの地図部分です。図のようにC街区部分の廃道となる道路が全て封鎖されています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 そしてこのように街区全体27棟の既存ビルが一気に解体されます。ただし,痢嵬鄲朱券本社 旧館」は保存される計画のため解体されるのは一部だけかと思います。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 解体工事のお知らせです。解体工期は2020年11月10日〜2022年3月31日となっていますが、来年夏頃までにはほぼ更地になっているかと思います。解体工事の施工者は日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体で、連絡先より清水建設を中心とした共同企業体かと思われます。

 ここから先は「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の現地の様子を載せていきますが、解体工事のお知らせの数字を元に掲載していきます。



野村證券本社

 まずは日本橋川沿いの野村證券本社です。この手前のビルが,竜豐曚琶歛犬気譴泙后



野村證券本社

 完成予想図と見比べてもほぼそのまま残るように見えますが、解体工事のお知らせに掲載されているためどこかは解体されます。



野村證券本社

 日本橋から撮影。今は首都高がありますが将来は地下化されます。



野村證券本社

 首都高越しに見た野村證券本社です。



野村證券本社

 の別館側から見た野村證券本社です。



江戸橋ビル

 昭和通り沿いのきイ痢峭掌誘競咼襦廚函崑萋鷙掌誘競咼襦廚任后A澗里妨世┐襪海箸任垢見た目的にはまだ仮囲いが設置されただけでガツガツと解体しているところはありませんでした。アスベスト除去や内装の解体の後にビル本体の解体工事といった流れになるかと思うので、既存ビルが姿を消すのはまだもうちょっと先かと思います。



江戸橋ビル

 路地を入った場所から撮影。この通りの右側には九州じゃんがらもありました。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 12、14、15あたりの小さなビルが集まる一帯です。この辺りのビルは先に解体され作業スペースを作ることになる気がしています。



日本橋御幸ビル

 の「日本橋御幸ビル」(地上13階、高さ53m)です。窓が少ない目立つ色の異彩を放つビルで目立っていました。



日本橋御幸ビル

 解体されるビルの中では一番高さのあるビルです。



日本橋御幸ビル

 なかなか面白いビルでしたが見納めとなります。



日本橋西川ビル

 18の「日本橋西川ビル」です。このビルが解体されると背後の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)の裏側がキレイに見えるようになりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 「日本橋西川ビル」の裏側です。図だと19〜22小さなビルが複数ありました。



コレド日本橋アネックス

 その隣にあった「コレド日本橋アネックス」です。解体開始の数日前に来たときは広場も見ることができましたが、今はそこそこ大きな仮囲いが設置され中を見ることはできませんでした。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 24、26あたりです。奥には17のビルも見えています。



たいめいけん

 26の「日本橋たいめいけん」です。ここでの営業は10月19日に終了していますが来年3月初旬から日本橋室町の仮店舗で営業再開予定となっています。そして再開発ビルが完成後には戻って来る予定となっていますがどの街区に戻って来るのかは不明です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 昭和通り沿いから見た25、27のビルあたりです。これら全部のビルが解体されたときにはどんな景色が見えて来るのか楽しみです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 いつも載せている「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の空撮です。ど根性ビルなしにうまい具合にまとめたなと思います。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 場所は日本橋ですがJR東京駅からも歩いて行ける距離ではあります。というか、東京駅から電車で行こうとすると東西線の大手町駅に行って、一駅だけ乗って日本橋駅で降りることになりますが、待ち時間等を考えると歩いて行った方が早そうな気がします。

 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は短期間で何度も載せていますが、この先しばらく見た目に変化はないと思うので次に掲載するときは既存ビルが重機でガツガツと解体され始めたときになるかと思います。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目地内
用途:ホテル、オフィス、商業施設、住宅、カンファレンス施設、ビジネス支援施設等
階数:地上52階、地下5階
高さ:284m
敷地面積:約18,990
延床面積:約380,300
事業主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計:日建設計
工期:2021年度着工〜2025年度竣工予定