川崎市新本庁舎整備事業 完成予想図
完成予想図[出典:川崎市]

 川崎市役所本庁舎の建替え「川崎市新本庁舎整備事業」(地上25階、最高高さ116.97m)の完成予想図です。最初の入札では工事を行う事業者が決まらず着工が遅れていましたが、今年行われた入札で大成建設に決定し無事に着工しています。

 中央に描かれている新本庁舎は2023年3月末の竣工予定で、左下の広場の完成予定が2024年度となっています。その広場には現在、川崎市役所第2庁舎があるので、新本庁舎に移転後に解体されるものと思われます。



川崎市新本庁舎整備事業 完成予想図
完成予想図[出典:川崎市]

 上部の色が変わっているフロアは議場となり、最上階の25階には展望ロビーと半屋外のスカイデッキが整備されます。



川崎市新本庁舎整備事業 復元棟イメージ
復元棟イメージ[出典:川崎市]

 解体された旧本庁舎は昭和13年2月に竣工した建物でしたが、市役所通り側の一部が創建当時の姿で復元されます。



川崎市新本庁舎整備事業 断面図
断面図[出典:川崎市]

 フロア構成は低層部にアトリウムやコンビニ、カフェなどを配置し、免震層や機械室を挟んで6〜21階までが行政機能などとなり、22〜24階が議会機能、そして25階が展望ロビーとスカイデッキとなります。



川崎市新本庁舎整備事業 アトリウムイメージ
アトリウムイメージ[出典:川崎市]

 アトリウムの完成イメージです。超高層棟と復元棟の間に位置し3層吹き抜けの空間で回廊デッキも設けられます。その回廊デッキにより情報プラザ、カフェ、屋上庭園などが結ばれます。同アトリウムは休日や閉庁後も利用できる計画となっています。



川崎市新本庁舎整備事業 25階平面図
25階平面図[出典:川崎市]

 個人的に一番気になる25階平面図です。北側に展望ロビーが配置され、東西南に半屋外のスカイデッキが配置されます。展望施設のなかった川崎で360度の景観を楽しめる場所となるので、今から非常に楽しみにしています。



川崎市新本庁舎整備事業 スカイデッキ(南側)
スカイデッキ(南側)[出典:川崎市]

 この完成予想図を見ると窓の下の方は曇りガラスですかね?普通のガラスなら三脚がなくても夜景を撮れそうですが…。完成するまではどうなるのかはわかりませんね。東京や横浜方面まで見える場所ではありますが、距離がそこそこあるのでここからは川崎の超高層ビル群を見るのが楽しみです。



川崎市新本庁舎整備事業 案内図
案内図[出典:川崎市]

 場所はJR川崎駅、京急川崎駅の東側で市役所通り沿いです。



川崎市新本庁舎整備事業

 2020年11月14日に川崎駅に近い側の市役所通り沿いから撮影した「川崎市新本庁舎整備事業」の建設地です。



川崎市新本庁舎整備事業

 中央分離帯と歩道のところに街路樹があって見えづらいですが着々と工事が行われています。



川崎市新本庁舎整備事業

 路地を入ったところから撮影。左後ろは「川崎市役所第3庁舎」(地上18階、高さ80m)です。



川崎市新本庁舎整備事業

 仮囲いでは絵が描かれている真っ最中でした。



川崎市新本庁舎整備事業

 こういった仮囲いのアートはいいですね。



川崎市新本庁舎整備事業

 それにしてもこの先に何があるのか知りませんが、途切れることなく人の往来がある場所でした。開庁したらアトリウムなどもそれなりに賑わいそうです。



川崎市新本庁舎整備事業 事業計画のお知らせ

 事業計画のお知らせです。

■物件概要■
計画名称:川崎市新本庁舎整備事業
所在地:神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地 ほか5筆の一部
用途:庁舎
階数:地上25階、地下2階
高さ:111.62m(最高高さ116.97m)
構造:鉄骨造、鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄筋コンクリート造、免震構造
敷地面積:6,002.11(新本庁舎敷地)
建築面積:4,357.79
延床面積:62,356.11
建築主:川崎市長
設計者:久米設計
施工者:大成建設
工期:2020年5月1日着工〜2023年3月末竣工予定(第2庁舎跡地広場は2024年度完成予定)