完成予想図[出典：戸田建設]
東京の京橋に建設される戸田建設の本社ビル「(仮称)新TODAビル計画」(地上28階、高さ171m)の完成予想図です。最後に載せますが現地に建築計画のお知らせが設置され最新の概要が判明ました。
規模は地上28階、地下3階、高さ171m、敷地面積6,147,44�屬紡个靴瞳�築面積4,750�屐�延床面積95,500�屐�2021年8月1日着工、2024年4月30日竣工予定となっています。建築主、設計者、施工者はもちろん全て戸田建設です。直接基礎に構造はRC・S・CFT・SRC造で免震構造となります。RCは鉄筋コンクリート造、Sは鉄骨造、CFTはコンクリート充填鋼管造、SRCは鉄筋鉄骨コンクリート造のことです。
断面図[出典：戸田建設]
低層部に物販や飲食店舗、イベントホール、そしてミュージアムを配置し、その上が戸田建設本社となります。この断面図では戸田建設本社の上が白色なので一部は賃貸のオフィスフロアになるのかもしれません。
配置図[出典：戸田建設]
中央通り沿いの「(仮称)新TODAビル計画」はB街区、隣の中央通りと八重洲通りの交差する角地の「ミュージアムタワー京橋」(地上23階、高さ149.22m)はA街区で、両街区合わせた街区名は「京橋彩区」に決定しています。両棟の低層部にはアートと文化を核としており美術館などの施設が入ります。
これは以前、現地に掲載されていたポスターを撮影したものですが、このように2棟の超高層ビルが並び、その中央通り沿いには間口120mの広場が整備されることになります。
完成予想図[出典：戸田建設]
「(仮称)新TODAビル計画」前に整備される広場の完成予想図です。「アートスクエア」として整備され芸術・文化イベントの開催が計画されています。
完成予想図[出典：戸田建設]
建物内にもミュージアムが整備されます。隣の「ミュージアムタワー京橋」には、元々この場所にあった「ブリヂストン美術館」の後継施設として「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)」が既に開館しています。
完成予想図[出典：戸田建設]
低層部に整備される吹き抜けの共通ロビーの完成予想図です。芸術文化に力を入れた新しい街が誕生日します。
位置図[出典：戸田建設]
場所は東京メトロ銀座線「京橋」駅のすぐ近くで、JR東京駅や都営浅草線「宝町」駅も近い場所に位置しています。この位置図には描かれていませんが、図の右側にある日本橋駅も徒歩圏です。
2019年11月30日にヘリからの空撮です。右下の赤い網掛けをした場所が「(仮称)新TODAビル計画」の建設地です。写真中央の建設現場は「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(地上45階、高さ240m)の建設地で、後日載せますが建設が進み随分と高くなってきています。
中央通りと八重洲通りが交差する日本橋三丁目交差点から見た「ミュージアムタワー京橋」(地上23階、高さ149.22m)です。
「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)」が入る低層部です。その右側にズームすると…
ここが「(仮称)新TODAビル計画」(地上28階、高さ171m)の建設地です。
中央通り沿いの京橋駅側から撮影。建設地は「戸田建設本社ビル」の跡地です。
路地を入った場所から撮影。裏側には別の既存ビルが複数ありましたが既に解体は終わっているようでした。
中央奥のビルが京橋駅直結の「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)で、これと同じくらいの超高層ビルがこの場所に建設されます。
建築計画のお知らせです。地上28階に対して高さが171mもありますが、4枚目に載せた完成予想図を見ると塔屋が20m近くありそうにも見えるので、塔屋で高さを稼ぐ超高層ビルとなりそうです。
■物件概要■
仮称：(仮称)新TODAビル計画 新築工事
所在地：東京都中央区京橋一丁目7番1号 他
用途：事務所、集会所、美術館、店舗、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
階数：地上28階、地下3階
高さ：171m
敷地面積：6,147.44��
建築面積：4,750��
延床面積：95,500��
構造：RC・S・CFT・SRC造・免震構造
基礎高層：直接基礎
建築主：戸田建設
設計者：戸田建設
施工者：戸田建設
工期：2021年8月1日着工〜2024年4月30日竣工
