イメージパース[出典：日鉄興和不動産]
JR埼京線「十条」駅前に建設される「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」(地上39階、高さ146.16m)の完成予想図です。建築主は十条駅西口地区市街地再開発組合で参加組合員として日鉄興和不動産と東急不動産が参画、設計と施工は前田建設工業で低層部に商業施設が入るタワーマンションとなります。
イメージパース[出典：日鉄興和不動産]
建設地は「十条」駅の西口側の一帯で駅前ロータリーを囲むようにL字型の配置となります。
断面図[出典：東京都]
低層部は業務・商業施設となり、その上が総戸数約580戸のタワーマンションとなります。この断面図は少し古いため地上40階となっています。
配置図[出典：東京都]
配置図です。タワーマンション本体となる高層棟は敷地南側に、商業施設となる低層棟は西側に配置されます。
南側から駅に抜ける道がいくつか廃道になっているので敷地東側の広場状空地1号が新たな駅までの通り道となりそうです。予想ではその広場状空地が暫定の通り道として開放されると思っています。
計画図[出典：北区]
周辺では道路の新設や既存道路の拡幅が計画されているようで、まずは駅前まで繋がる道路が整備されるようです。
2020年10月31日に十条駅前から「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の計画地で左側が超高層棟、奥が低層棟の建設地となります。
駅前ロータリー越しに見た超高層棟の建設地方面です。現地では既存ビルの解体工事が進んでおりほとんどの建物が解体されています。
敷地の東側のすぐ隣はこのように埼京線の「十条」駅がある超駅前立地です。駅は地上にあるので改札までは階段を数段登るだけで到着します。
南東側から見た建設地です。ここに既存建物が残っているだけで他は既に地上部の解体は終わっているように見えました。
元々計画地内にあった駐輪場はまだ稼働していましたが、マンション本体が建設される部分のためそのうち閉鎖になるかと思います。。
高層棟と低層棟の境目近辺です。既存道路が残っていますがここの道路も廃道となります。そのため先に敷地と北側を通って駅前に繋がる道路が整備され、その後に低層棟の本格的な着工になるかと予想しています。こういった廃道を伴う駅前の大規模再開発は動線の確保が大変そうです。
高層棟の建設地内には十条駅に繋がる細い暫定の通りが整備されています。
ここはマンション本体の建設地のため、東側の広場状空地1号部分が開放して駅前での通り道を作った後に閉鎖されると予想しています。
仮囲いの中です。解体工事はかなり進んでおり基礎部分がいくつか残っているだけのように見えました。
駅前から見た低層棟の建設地方面です。
北西側から撮影。まずはここに道路が整備されると予想しています。
次にここを訪問するときには動線が大きく変わっているのかと思っています。
建築計画のお知らせです。現地には北区と東京都の建築計画のお知らせが2種類ありますが、北区のものはワンルームの戸数が書いてあるのと住居表示番号がある以外は同じ内容でした。
■物件概要■
名称：十条駅西口地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
所在地：東京都北区上十条二丁目25番他
用途：物品販売業を営む店舗、飲食店、地方公共団体の支所又は支庁、事務所、共同住宅(ワンルーム形式住戸10戸を含む)
階数：地上39階、地下2階
高さ：146.16m
構造：鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：7,071.32��
建築面積：4,691.78��
延床面積：80,980.16��
建築主：十条駅西口地区市街地再開発組合
参加組合員：日鉄興和不動産、東急不動産
設計者：前田建設工業
施工者：前田建設工業
工期：2021年3月1月着工〜2024年10月31日竣工予定
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- 超高層ビル日記(東京編)
