東京三田再開発プロジェクト

東京三田再開発プロジェクト 外観完成予想図
外観完成予想図[出典:公式HP]

 三田で建設中の住友不動産による超高層オフィスビル「東京三田再開発プロジェクト三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業)」(地上42階、高さ215m)の完成予想図です。地下に店舗スペースがありますが、基本的にはオフィス機能専用の超高層オフィスビルとなります。

 場所は田町駅から品川駅方面に徒歩5分の位置で、東京タワーが道路の先に見えることで有名な「札の辻交差点」の角地が建設地です。背後に薄く同じ赤色を使ったデザインのビルが描かれていますが、これは同じく住友不動産の「住友不動産三田ツインビル西館」(地上43階、最高高さ179.3m)です。



東京三田再開発プロジェクト 完成予想図
完成予想図[出典:東京都都市再生分科会]

 少し古い完成予想図です。ビルのデザインは最初の完成予想図の通りとなるかと思いますが、ここで見て欲しいのは地上部です。「札の辻交差点」に現在はL字型の歩道橋がありますが、その歩道橋は拡張され再開発ビルに繋がり、そしてそのまま高台の三田四丁目方面にも繋がります。また、反対側は芝浦方面に繋がる「札の辻橋」にも接続されます。人の流れが変わる大きな再開発となります。



東京三田再開発プロジェクト 完成予想図
完成予想図[出典:東京都都市再生分科会]

 左が高台側となりますが高台には住宅棟も建設され、傾斜地には緑地が整備されます。



東京三田再開発プロジェクト 配置図
配置図[出典:東京都]

 赤枠に入っていない「三田ツインビル西館」は既存の施設ですが、同じ住友不動産ということでそこと繋がる緑地となります。



東京三田再開発プロジェクト

 2020年10月25日に東京タワーのトップデッキから見た「東京三田再開発プロジェクト」です。このときはタワークレーンが1基だけ設置されていました。



東京三田再開発プロジェクト

 その背後には「住友不動産三田ツインビル西館」(地上43階、最高高さ179.3m)がありますが、ここに建設されるビルは高さ215mとなるので完全に見えなくなるかもしれません。



東京三田再開発プロジェクト

 タワークレーンが見えたので後日現地に行って見るとタワークレーンが3基に増えていました。撮影は2020年11月7日です。



東京三田再開発プロジェクト

 やっぱりタワークレーンが3基あると迫力がありますね。



東京三田再開発プロジェクト

 高台側から見ると近くの別の建設現場もありタワークレーンが5基も見える賑やかな景色になっています。



東京三田再開発プロジェクト

 この辺りは高くても高さ約180mのためここは頭一つ抜けた高さとなります。



東京三田再開発プロジェクト

 タワークレーンが3基設置されましたがそろそろ鉄骨が組まれ始めるんですかね。高さ200m超えは数えられる程度しかないので楽しみです。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟-1 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。

■物件概要(複合棟-1)■
仮称:東京三田再開発プロジェクト
計画名称:(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
所在地:東京都港区三田三丁目11番2他
用途:事務所、貸会議室等、店舗、駐車場
階数:地上42階、塔屋1階、地下4階
高さ:215m
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:19,170
建築面積:8,140
延床面積:200,540
建築主:三田三・四丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:住友不動産
設計者:久米設計
施工者:大林組
工期:2019年10月中旬着工〜2023年12月中旬竣工予定




三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1

三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1

 高台側の住宅-1棟(地上9階、地下1階、高さ31.5m)の建設地です。「旧東急アパート本館・別館」がありましたが解体され更地となっています。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1

 ここは高台のため1階でも5〜6階程度の高さはありそうな場所です。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1

 このように高台かつ傾斜地のためこのあたりが地下1階となり、見た目的には10階建てになる気がしています。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1

 その隣も「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地に含まれていますがまだ解体される気配はありません。配置図を見た感じだと広場3あたりだと思うので再開発の最後の方に解体されるのかもしれません。



蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)

 この「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」も計画地に含まれていますが、結局ここはどうなるんでしょうね?再開発に参加せずに虫食い状態になっているところを見るとがっかりしますが、ここだけは虫食い状態で残して欲しい建物です。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 住宅棟-1 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。超高層ではないので物件概要は省略します。完成予定はオフィスビルより遅い2024年8月中旬予定となっています。




三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟2

三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟2

 坂の下にある複合棟2(地上7階、高さ28.5m)の建設地です。用途は幼稚園、専修学校となっており、ここには敷地内にある聖徳学園や聖徳大学などが移転するものと思わます。それまでは奥にある校舎で授業を続け、移転後に解体され広場となることになりそうです。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟2

 現地では三田通り沿いの既存ビルの解体が進んでいました。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟2

 そして敷地奥では巨大なプレハブ事務所が建設中でした。かなりの大きさですが何人くらい収容できる広さがあるんでしょうね。



三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟2 建築計画のお知らせ

 複合棟2の建築計画のお知らせです。こちらも超高層ではないので物件概要は省略します。




おまけ・クウェート大使館

クウェート大使館

 場所は変わって「札の辻橋」を渡ったところにある三田警察署前交差点に架かる歩道橋からの眺めです。右奥に見えるタワークレーンが「東京三田再開発プロジェクト」の建設地で、その左の超高層ビルが「住友不動産三田ツインビル西館」で、左手前が「住友不動産三田ツインビル東館」です。これら同じ住友不動産の物件で西館の敷地とは繋がるため再開発ビルは「住友不動産三田ツインビル北館」とかになるのではとも思っています。



クウェート大使館

 ところで「札の辻橋」の先に怪しげな建物が見えます。



クウェート大使館

 これは丹下健三作品の「クウェート大使館」で再開発によって既存ビルが解体されたことにより見えるようになっています。タワークレーンは右側に見えるのでオフィスビルに隠れることはなさそうですが、住宅棟の工事が進むとまた見えなくなりそうです。そのため今だけの景色です。



クウェート大使館

 もう少し近くから撮影。ここの建設現場に行くと毎回「クウェート大使館」を撮影していますが、いつまで見られるのかはわかりません。



クウェート大使館

 高台を登った側からも見ることができます。



クウェート大使館

 目の前には道路がありますが、その道路から見上げるとこの通り。やっぱり少し離れた場所から見るのがいいですね。