(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 計画建物 断面計画
計画建物 断面計画[出典:札幌市]

 札幌駅前で計画されている「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価方法書が札幌市のHPで公開されました。規模は地上40階、地下6階、最高高さ約220m、延床面積約23万屬廼般魁⊂Χ函⊇蒜饂楡濺で構成される複合ビルとなります。

 フロア構成は低層部が商業施設、中層部がオフィスフロア、高層部がホテルで計画されています。塔屋も含めた最高高さが約220mのためホテル部の最上階で高さ200mくらいかと思います。同再開発の代表者はヨドバシホールディングスのため、現在は札幌駅の西側にあるヨドバシカメラがここの商業フロアに移転してくるものと思われます。

 事業者は札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合、代表者はヨドバシホールディングス、計画地は旧札幌西武跡地などの一帯で札幌駅南口の目の前に位置しています。工期は約4〜5年で北海道新幹線の札幌まで延伸される2030年度末より前の完成を目指しています。

 ところで2020年4月30日に公開された計画段階環境配慮書では高さ約240mのA案と高さ約190mと高さ約160mのツインタワーとなるB案が示されていましたが、結果は高さを少し低くしたA案が採用されました。A案とB案を比較検討した内容も環境影響評価方法書に記載されていますが、多数の項目があるのでここでは省略します。興味がある方は下記のリンクから御覧ください。

▼札幌市:環境影響評価方法書(2020年11月2日)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価方法書



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 計画建物 配置計画
計画建物 配置計画[出典:札幌市]

 超高層棟は敷地南側に配置され、商業施設が入る低層棟は北側に配置されます。低層棟の高さは約50mで機械置き場など塔屋も含めた高さは約60mとなります。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 事業の実施区域位置図(詳細)
事業の実施区域位置図(詳細)[出典:札幌市]

 場所は札幌駅南口駅前広場の目の前で札幌駅前通にも面した一等地です。この札幌駅前通の地下にはすすきのまで繋がる大規模な地下通路が整備されているため、吹雪の日でもアクセスしやすい位置となっています。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 事業の実施区域位置図(広域)
事業の実施区域位置図(広域)[出典:札幌市]

 地下鉄3路線が乗り入れる大通駅の地上部は、さっぽろ雪まつりの会場にもなる大通公園がある場所です。「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」はここからも徒歩圏の距離に位置しています。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 2019年6月に撮影した大通公園側(南側)から見た札幌駅方面です。赤い網掛けをした部分が「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 東側から見た計画地です。駅前広場の目の前が計画地ということがよくわかります。

 写真右下の大きな駐車場と隣のESTAを含めた一帯では「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」が計画されており、最高高さ約255mのA案と最高高さ約200mと約150mのツインタワーとなるB案で検討されています。札幌駅南口北4西3地区が高さ約220mとなったことで、これを抜くA案の最高高さ255mを期待したいところです。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 北側から撮影。左下は札幌駅の駅ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)です。現在、北海道で最も高い超高層ビルですが、この高さを大きく上回る超高層ビルが誕生することは驚きです。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 西側から撮影。駅前広場と「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の間には大きな道路がありますが、大規模な地下通路で繋がっているのでペデストリアンデッキ等の整備はないかと思います。札幌は雪国なので地下通路がかなり広範囲に広がっています。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 最後は「JRタワー」の38階展望室から見た「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。敷地内にはまだ既存ビルがいくつかありますが、大部分が駐車場や未利用となっています。ここに高さ220mの超高層ビルが建設されると展望室からの眺望は随分と遮られるようになりますが、建設の様子を途中までは上から見られるのはいいですね。今から楽しみです。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北4条西3丁目
用途:業務、商業、宿泊、駐車場等
階数:地上40階、地下6階
高さ:約220m(最高高さ)
構造:鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
施工区域:約1.7ha
事業区域:約1.1ha
建築面積:約9,500
延床面積:約230,000
建築主:札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合
代表者:ヨドバシホールディングス