日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
新・イメージパース[出典:三井不動産]

 日本橋で2021年度に着工する「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)の高層部に入るホテルがヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出することが発表されました。同ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業予定となっています。

 同再開発ビルはオフィス、商業店舗、サービスアパートメント等で構成される複合施設で「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は39階〜47階の9フロアで展開されます。本ホテルは全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定とのことです。

 以前の情報では地上49階、高さ287mでしたが今回の発表では地上52階、高さ284mとなりました。高さは3mほど低くなりましたが階数が増えています。サービスアパートメントがどのフロアに入るのかは不明ですが、完成予想図を見た感じからすると高層部で最初にセットバックしている部分がホテル、次のセットバックしている部分がサービスアパートメント、斜めになっている箇所が塔屋といった感じですかね。新たな情報が出るまでは謎のままです。

▼三井不動産:ニュースリリース(2020年10月27日)
ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」日本初進出(1.1MB)



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
旧・イメージパース[出典:東京都]

 こちらは約2年前に公開された完成予想図です。今回公開された完成予想図と比べるとカクカクしていた低層部が丸みを帯び、そして高層部がセットバックしたデザインに変更されています。また、日本橋川沿いの低層棟と繋がるペデストリアンデッキの位置も変更になっていることがわかります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置図
新・配置図[出典:三井不動産]

 今回公開された最新の配置図です。日本橋川沿いには低層のA街区、B街区が配置され、「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)の隣に超高層棟のC街区が配置されます。コレド日本橋とは地下通路とペデストリアンデッキで接続されます。

 また、この配置図の左下の方が東京駅となりますが、超高層棟のC街区は東京駅側のみセットバックすることもわかります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置図
旧・配置図[出典:内閣府]

 以前の配置図と比べると低層部の形状とペデストリアンデッキの位置が変わったことがわかります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 建設地は日本橋駅のすぐ近くで東京駅からも徒歩圏の位置となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 建設地の空撮

 2019年12月14日にヘリから撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。39階〜47階に入る「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は高さ200m以上に位置しているように見えるので日本橋の超高層ビルは全て見下すことなりそうです。

 写真右上に見える建設中の超高層ビルが「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」の「常盤橋タワー」(地上38階、高さ約212m)で、その右後が「Torch Tower(トーチタワー)」(地上63階、高さ約390m)の建設地となります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 建設地の空撮

 すぐ近くを飛んでもらって撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。11月1日から街区内の道路が封鎖され、11月10日から既存ビルの解体工事が始まります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 現地に設置されている解体工事のお知らせです。解体工期は2020年11月10日〜2022年3月31日で清水建設によって行われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 これら27の既存ビルが一気に解体されますが,痢嵬鄲朱券本社 旧館」は保存される計画のため解体されるのは一部だけになるかと思います。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 道路封鎖のお知らせ

 道路封鎖のお知らせです。今度の土曜日がC街区内を歩ける最後のチャンスとなります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2020年10月11日に撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。「コレド日本橋」の北側、中央通り沿いの「日本橋西川ビル」です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 この辺りでは目立つオレンジ色の「日本橋御幸ビル」も解体されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 その隣の「野村證券本社 旧館」は保存される計画となっています。ただ、解体工事のお知らせに含まれているので一部は解体されることになりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 昭和通り沿いの既存ビルです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 たいめいけん

 C街区の路地を入ると「日本橋たいめいけん」がありますがここも解体されます。「日本橋たいめいけん」は10月19日から一時休業していますが、来年3月初旬から日本橋室町の仮店舗で営業再開予定となっています。そして再開発ビルが完成後にはこの地に戻って来る予定となっています。どの街区に店を構えるかは不明です。


日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 街区内には「コレド日本橋アネックス」もありましたがここも解体されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 街区を封鎖しての解体のため割と早い段階で更地となりそうです。ただ、その後に埋蔵文化財調査があるようです。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目地内
用途:ホテル、オフィス、商業施設、住宅、カンファレンス施設、ビジネス支援施設等
階数:地上52階、地下5階
高さ:284m
敷地面積:約18,990(全体?)
延床面積:約380,300(全体?)
事業主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計:日建設計
工期:2021年度着工〜2025年度竣工予定