東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 外観イメージ
外観イメージ[出典:東京建物]

 八重洲で計画されている「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ250m)の完成予想図です。同計画地では街区全体が封鎖され一部建物で解体工事が開始されています。ここと昨日のブログに載せた「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上49階、高さ約287m)において同時期に大規模な解体工事が始まります。

 現地の様子の前にまずは「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の概要です。計画規模は地上51階、地下4階、高さ250m、敷地面積約10,600屐延床面積約225,200屐事業主は東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物と都市再生機構が参画しています。工期は2021年10月1日着工、2025年3月31日竣工予定で大林組の施工となります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 八重洲仲通り・さくら通り沿いの低層部イメージ
八重洲仲通り・さくら通り沿いの低層部イメージ[出典:東京建物]

 東京駅がある外堀通り側は再開発に参加していないビルが多いこともあり、建物のメインは東京駅から一本中に入った八重洲仲通り側となります。これはその八重洲仲通りと外堀通りに繋がるさくら通り沿いの低層部です。道路が拡幅されることはなさそうですが、歩道は拡幅され歩きやすい場所となりそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 外観イメージ
外観イメージ[出典:東京都]

 最新の図ではありませんが東京駅側から見た完成予想図です。A地区の左側には既存ビルが残っていることがわかります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 この配置図の左側が東京駅側ですが、このように一番良い東京駅の目の前のビルが再開発には参加しません。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 低層のビルとなるA地区は店舗、超高層棟のあるB地区の低層部には店舗、医療施設、ビジネス交流施設等が配置され、その上部はオフィスフロアとなります。断面図には描かれていませんが劇場も整備される計画となっています。

 同再開発では八重洲地下街と繋がり、そのまま東京駅と地下で直結となります。また、地下には空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルも整備されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:東京建物]

 場所はこのように東京駅の目の前の超一等地ですが、その超一等地が虫食い状態の敷地になるのはちょっと残念です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 2019年11月にヘリから撮影した「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。青い網掛けがA地区、赤い網掛けがB地区です。B地区の一番奥が地上51階、高さ250mの超高層ビルが建つ場所となります。

 目の前の東京駅側のビルは「グラントウキョウ ノースタワー」(地上43階、最高高さ204.9m)で、これよりも45mほど高い超高層ビルとなります。45mはマンションだと15階建て相当の高さです。

 左側の大規模な建設現場は「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(地上45階、高さ240m)ですが、近々当ブログに最新の建設状況を載せます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 現地に解体工事のお知らせと一緒に設置されている解体される建物の配置図です。赤い枠で囲まれた部分にある道路は封鎖されたため、これから一気に街区内の建物の解体工事が始まります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 「グラントウキョウ ノースタワー」の低層部に入る「大丸」から見た「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。中央に見える路地の途中が解体工事のため閉鎖されているのがわかります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た様子です。小規模なビルが建ち並んでいますが、大黒屋と消費者金融が入るビルが残ります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 その隣のビルも残ります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 そのため路地の途中で道路が封鎖となっています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 こんな中途半端な敷地になってしまったのが本当に残念ですが、地権者それぞれの考えがあるので仕方のないことですね。一度手放したら二度と手に入らない超一等地ですし。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 左の近畿大学の看板があるビルも再開発には参加せずに残ります。その右側のデカイ看板があるビルはA地区の範囲に入っているのでそのうち解体されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 こちらの解体用の足場が組まれているビルは「東京建物ビル」で先行して解体が進められています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 ここは「東京建物ビル」以外のビルもまとめて解体用の足場が組まれています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 八重洲仲通り沿いは仮囲いが設置されていました。これから解体用の足場が設置され一気に解体工事が始まるかと思います。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 3ヶ月くらい前にここに来たときは店舗は営業しており解体される気配はまだなかったのですが今は街区全体が封鎖されています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 仮囲いの中です。まだ足場も組まれていないので解体工事が本格化するのはこれからですね。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 角地の「八重洲センタービル」は足場を組んでいるところでした。解体に時間がかかるビルから解体する手順なんですかね。この辺りのビルが解体されると東京駅周辺のビルが見えたりと景色が随分と変わりそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。建築計画のお知らせが設置された当初の施工者は大林組単体でしたが、大林組・大成建設共同企業体に変更になっています。竣工予定の2025年はまだ「Torch Tower(トーチタワー)」(地上63階、高さ390m)の完成前のため、一時的に東京駅前では最も高い超高層ビルとなります。

■物件概要■
計画名:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
所在地:東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部、
用途:事務所、店舗
階数:地上51階、地下4階
高さ:250m(最高高さ250m)
構造:鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:杭基礎
敷地面積:10,600
建築面積:8,400
延床面積:225,200
建築主:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:大林組
施工者:大林組・大成建設共同企業体(代表者:大林組)
工期:2021年10月1日着工〜2025年3月31日竣工予定