竹芝に建設されたソフトバンクの本社ビルとなる「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」(地上40階、高さ208.83m)です。「世界貿易センタービル」(地上40階、高さ162.59m)の展望室から撮影しました。
同ビルは既に竣工していますが2020年9月14日に開業し、9月18日〜20日まで街びらきイベントが開催されることが発表されました。劇団四季による歌唱披露・トークショーや合計6組のアーティスト、吉本興業所属のお笑い芸人による特別ライブ配信など多彩なコンテンツがあり、観覧には一部事前予約が必要とのことで興味がある人は公式サイトをご確認ください。
▼東急不動産：ニュースリリース（2020年8月27日）
最先端の都市型スマートビル「東京ポートシティ竹芝」 リアルとオンラインが融合したニューノーマルな街びらきイベント 「TAKESHIBA SMARTCITY FES」、2020年9月18日(金)〜9月20日(日)に開催
▼イベントの公式HP
TAKESHIBA SMARTCITY FES
「旧芝離宮恩賜庭園」から見た「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」です。この庭園を借景できるオフィスビルとなります。
同再開発では浜松町駅まで繋がるペデストリアンデッキもあり目の前にある首都高は上を通ります。
建設地は「都立産業貿易センター浜松町館(都産貿：とさんぼう)」と「東京都計量検定所」の跡地で約70年間の定期借地となっています。2〜5階には再び「東京都立産業貿易センター浜松町館」が入居し、1〜3階は飲食店等19店舗が出店する商業ゾーンとなります。また、9階〜39階はオフィスフロアでソフトバンクグループとソフトバンクの本社が入居します。
浜松町駅に一番近い場所となる北側から時計回りに低層部を載せていきます。
ビルの周りには植栽とベンチがあります。
この「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」で最も特徴的なのは海側にあるスキップテラスです。
階段状の大きなテラスで6階まで行けそうです。周辺には超高層ビルが多いのであまり景色は期待できませんが散歩するだけでも楽しそうです。
先程載せた首都高を超えるペデストリアンデッキは、スキップテラスを経由してこのゆりかもめ「竹芝」駅に繋がるペデストリアンデッキにも繋がります。
南側から見たスキップテラスです。
この隣では東京建物による「イトーピア浜離宮建替え計画」(地上32階、高さ118.60m)が建設されるため、その建設地現場のウォッチするスポットとして使おうと思っています。
「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」のオフィスフロア部は大雑把に言うと三角形となっているため、見る角度によっては板状のオフィスビルにも見えます。
見る角度によって本当に印象が変わる超高層ビルです。ちなみに手前の仮囲いが「イトーピア浜離宮建替え計画」の建設地です。
オフィスタワーの道路を挟んだ隣では賃貸マンションの「東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー」(地上18階、最高高さ70m)もあります。
そのレジデンスタワーとオフィスタワーを合わせた街区名は「東京ポートシティ竹芝」で、「旧芝離宮恩賜庭園」の北側を通るペデストリアンデッキも建設されました。
このペデストリアンデッキは浜松町駅まで繋がることになるのですが、今はまだ浜松町駅の直前で途切れています。
そのためこの首都高を超えるペデストリアンデッキはしばらくの間は通れないのかと言うと…
途中にデッキまで行く階段やエレベーターがあるので通れるようになるかと思っています。
このペデストリアンデッキも同再開発で楽しみにしていた場所の一つなので早く歩いてみたいです。
■物件概要(オフィスタワー)■
名称：東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
仮称：(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事
所在地：東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
用途：事務所、展示場、飲食店、物販店舗、集会場、自動車車庫、自転車駐車場
階数：地上40階、地下2階
高さ：208.83m
構造：鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、制震構造
基礎工法：現場打ちコンクリート杭、拡底アースドリル工法
敷地面積：12,156.65��
建築面積：9,558.24��
延床面積：181,777.08��
建築主：アルベログランデ(東急不動産、鹿島建設)
設計者：鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体
施工者：鹿島建設
工期：2016年5月16日着工〜2020年5月31日竣工予定
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