
少し古いですが2015年1月に撮影した千住大橋方面の空撮です。京成本線「千住大橋」駅と隅田川に挟まれた「千住大橋駅周辺地区」では商業施設の「ポンテポルタ千住」やマンションが建設されてきましたが、矢印を付けた隅田川に面した部分では2棟の超高層ツインタワーマンションが計画されています。
赤い網掛けがE街区で青い網掛けがF街区です。10年以上前から計画は耳にしていましたが、今年の3月にニッピから長谷工コーポレーションへE街区の土地の譲渡が行われたことが発表されました。これにより超高層タワーマンション計画がようやく動き出すかもしれません。
▼ニッピ:IR情報(2020年3月27日)
固定資産の譲渡及び特別利益の発生に関するお知らせ

街区図[出典:ニッピ]
住宅系街区である隅田川に面したE街区、F街区、G街区のうちE街区とF街区ではタワーマンションが計画されています。10年以上前に耳にした計画だと高さ150mで計画されていましたが、今はどれくらいの規模で計画されているのかは不明です。ただ、ニッピの資料では両街区の用途は超高層住宅(予定)となっているので、タワーマンション計画は現役のようです。

未来創造図[出典:ポンテグランデTOKYO]
2011年10月の開発拠点地区の計画図を元に作成された完成予想CGです。ツインタワーの右側のG街区でも25階建てくらいのタワーマンションが描かれています。実際にこの規模になるのか、多少は縮小されるのか、今後の情報が気になるところです。

2020年6月21日に撮影した「千住大橋駅周辺地区」です。左がE街区、右がF街区で両街区の間には隅田川へ行ける通路が整備されています。

E街区です。左のマンションは2015年に竣工した16階建ての「アクアヴィスタ」です。

こちらはF街区です。右端のプレハブがあるあたりがG街区かと思います。

隅田川沿いから見たF街区です。

隅田川沿いは千住隅田川テラスが整備されており、対岸には「アクロシティタワーズ」(地上32階、高さ105.09m)が見えます。ちなみに隅田川を堺に足立区と荒川区に分かれます。「千住大橋駅周辺地区」側は足立区で、10年以上前に聞いた高さ150mが実現すると足立区最高層のタワーマンションとなります。

隅田川沿いから見たE街区です。

周辺の街区にはマンションが既に開発が進み高層マンションが並んでいます。

千住大橋駅から一番近い側から撮影。駅からここまで来ると急に殺風景になるので早く再開発が始まって欲しいです。

長谷工コーポレーションに譲渡されたE街区では地質調査のボーリングが行われていました。そろそろ新たな動きが出てくるかもしれないので要注目の場所です。