2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村ともなる「晴海フラッグ(HARUMI FLAG)」の空撮です。まだ建設中ですが見た感じは建物の外観は既に完成しており残すは外構のみといった感じでした。
※空撮は2019年11月30日と2019年12月14日に撮影、現地での写真は2020年1月11日の撮影です。
オリンピック・パラリンピック中は選手村として使用されますが、大会後は再整備して一般向けの分譲マンションと賃貸マンションとなります。また、大会後にはこの写真中央あたりに地上50階、最高高さ179.60mの超高層ツインタワーマンションも建設されます。そのツインタワーも含めて全体で5632戸(分譲4145戸、賃貸1487戸)という新しい街が晴海に誕生います。
HARUMI FLAG 完成予想CG[出展:公式HP]
空撮とほぼ同じ方向から見た完成予想図です。空撮と見比べてみると完成予想図通り建設が進んでいるのがわかります。
敷地配置完成予想CG[出展:公式HP]
全体の配置は分譲棟となるSUN VILLAGE、PARK VILLAGE、SEA VILLAGE、賃貸棟のPORT VILLAGEの4つの街区に分かれており、ツインタワーも建設されると合計で23棟のマンション街となります。小中学校予定地では現在「選手村メインダイニング」が建設中ですが、大会後には解体され小中学校が建設されます。
売主は三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産、住友不動産、住友商事、東急不動産、東京建物、NTT都市開発、日鉄興和不動産、大和ハウス工業の10社で分譲棟のうちPARK VILLAGEでは既に販売済みの住戸もあります。3月下旬からはSUN VILLAGEとSEA VILLAGEの分譲も開始されます。
分譲棟となるPARK VILLAGEとSUN VILLAGEの空撮です。
西側には晴海ふ頭公園があり現在再整備中です。周辺の道路は既に完成していますが工事関係車両にしか開放されていない場所がほとんどです。
手前が「晴海フラッグ PARK VILLAGE」で、地上14階〜18階建ての6棟が建っています。大会後には右の角地に地上50階、最高高さ179.60mの超高層棟も建設されます。
奥が「晴海フラッグ SUN VILLAGE」で、PARK VILLAGEと同じく地上14階〜18階建ての6棟が建っています。大会後には右の角地に地上50階、最高高さ179.60mの超高層棟も建設され、PARK VILLAGEと合わせてツインタワーのようになります。
晴海客船ターミナルから見たPARK VILLAGEとSUN VILLAGEです。
PARK VILLAGEです。
晴海客船ターミナルのデッキから見るとこのように見えます。
晴海客船ターミナルは解体される話もありましたがどーなったんでしょうね。
SUN VILLAGEです。
PARK VILLAGEと同じデザインコンセプトとなっているようですが、形や大きさは異なります。
他の街区も色々と写っていますが「晴海フラッグ SEA VILLAGE」の空撮です。写真下に並ぶ横長の街区がSEA VILLAGEで地上14階〜18階建ての6棟のマンションが並んでいます。
中央で建設中の低層の建物が大会後は小中学校建設地となる「選手村メインダイニング」です。
豊洲大橋から撮影したSEA VILLAGEです。どこからが東京湾なのか知りませんがSEA VILLAGEということは豊洲大橋を超えたところはもう海なんですかね。
目の前に停泊している船は水産庁の船です。
すぐ近くに停泊しているようにも見えましたが、実はこうしてそれなりにマンションとは離れています。整備中の場所は晴海緑道公園整備工事でジョギング散策路や展望広場などが整備されます。
波を打ったような外観が格好いいです。
晴海客船ターミナルから見たSEA VILLAGEです。
SEA VILLAGEの隣は賃貸棟となるPORT VILLAGEですが、両街区の間には道路が既に整備されています。歩道もかなり広々しています。
そんな「晴海フラッグ PORT VILLAGE」の空撮です。地上15階〜17階建ての4棟構成となっています。
「晴海フラッグ」には新橋駅や虎ノ門を結ぶBRTが運行しますが、地下鉄の最寄り駅となる都営大江戸線「勝どき」駅まではここが一番近いです。
PORT VILLAGEは4棟しかありませんが1487戸とかなりの戸数があるので狭めの部屋が多そうです。
そのPORT VILLAGEの隣で建設中の「選手村メインダイニング」です。
外観もほぼ完成しているようでした。ここは24時間体制で約700のメニューがあり、イスラム教徒に配慮したハラール料理やベジタリアン向け料理も提供されます。
「選手村マルチファンクションコンプレックス(商業棟)」です。
こちらは大会後も商業施設として使用されます。
こちらは既に外観は完成しているようでした。オリンピック・パラリンピック中は大勢の選手で賑わうんでしょうね。ただ、大会後は各部屋をリノベーションするため入居時期が2023年3月下旬となっており、しばらくの間はまたあまり人のいない状態が続くことになりそうです。