街区の完成予想パース[出展：京橋彩区]
東京都中央区京橋一丁目の永坂産業と戸田建設の再開発の完成予想図です。左が先に建設中の「ミュージアムタワー京橋」(地上23階、高さ149.22m)で右が戸田建設の本社ビルの建替え「(仮称)新TODAビル」(地上28階、高さ約173m)です。
「ミュージアムタワー京橋」の低層部にはこの場所にあった「ブリヂストン美術館」が「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)」に名称を変えて開館します。また、「(仮称)新TODAビル」の低層部にも文化貢献施設が入ります。これら施設の街区名称が「京橋彩区」に決定しています。
▼京橋彩区の公式HP
https://www.kyobashi-saiku.tokyo/
グランドオープン時（2024年）の京橋彩区のイメージ[出展：京橋彩区]
両棟の間や中央通り沿いにはさまざまな芸術・文化イベントを開催する「(仮称)アートスクエア」も誕生します。2019年7月に一部オープンし、2024年に全面オープンの予定となっています。そのときには間口120mの広場となります。
街区の構成[出展：京橋彩区]
断面構成と平面構成はこのようになります。ところで両棟とも階数の割りには高さがありますが、この断面構成を見ると塔屋部分でかなりの高さを使っているのがわかります。
汐留から2019年3月9日に撮影した「ミュージアムタワー京橋」です。背後の超高層ビルは「日本橋�眦膕飴旭罐咼襯妊�ング」(地上32階、高さ174.666m)です。
特徴的な塔屋部分にズームです。この部分で高さをかなり稼いでいそうです。
八重洲通りと中央通りが交差する日本橋三丁目交差点から見た「ミュージアムタワー京橋」です。
「アーティゾン美術館」が入る低層部です。
中央通りから撮影。
この低層のビルが戸田建設の本社ビルで「(仮称)新TODAビル」(地上28階、高さ約173m)に建替えられます。2019年12月から解体を開始し、2021年に着工、2024年に竣工予定となっています。
日本橋高島屋の本館と東館を繋ぐ連絡通路から見た「ミュージアムタワー京橋」です。
東京駅八重洲口のグランルーフから撮影。一番近い駅は銀座線「京橋」駅で徒歩2分ですが、JR東京駅からも徒歩5分の距離で近いです。
グランルーフを少し移動して撮影。手前の重機がいっぱい見える場所では「ブルガリ ホテル 東京」が入居する「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(地上45階、高さ240m)が建設中です。
場所は変わって東京タワーから東京スカイツリー方面の眺めです。3月17日に撮影しました。
「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)の右、「東京スクエアガーデン」(地上24階、最高高さ124.45m)の背後に少しだけ見えます。
■物件概要■
名称：ミュージアムタワー京橋
計画名：(仮称)京橋一丁目東地区永坂産業京橋ビル新築工事
所在地：東京都中央区京橋一丁目10番他
用途：事務所、美術館、自動車車庫
階数：地上23階、地下2階
高さ：149.56m
構造：鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
敷地面積：2,813.74��
建築面積：2,212.83��
延床面積：41,838.19��
建築主：永坂産業
設計者：日建設計
施工者：戸田建設
工期：2016年6月15日着工〜2019年7月31日竣工予定
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- 超高層ビル日記(東京編)
