本日、2018年7月12日にUR都市機構(独立行政法人都市再生機構)より、昨年12月から実施していた「うめきた2期地区開発事業者募集」における開発事業者を三菱地所を代表者とするグループに決定したと発表がありました。

 土地譲受事業者は三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社、そして設計・運営事業者が三菱地所設計、日建設計、SANAA事務所、Gustafson Guthrie Nichol Ltd.、日比谷アメニス、阪急阪神不動産となっています。

 「うめきた2期地区開発事業」はJR大阪駅北側の貨物駅跡地で大きく北街区と南街区に分かれており、北街区には地上47階、地下2階、高さ176mのタワーマンションと地上28階、地下2階、高さ150mのオフィス・ホテルからなる複合ビルが計画されています。また南街区には地上51階、地下2階、高さ185mのタワーマンションと地上39階、地下3階、高さ182mのオフィス・ホテルからなる複合ビルが計画されています。

 そして北街区と南街区の間にはそれぞれ広大な都市公園が計画されています。今後のスケジュールは2020年9月以降に順次土地引渡し、2020年10月以降順次民間宅地工事着工、そして2024年夏頃施設一部開業、公園一部開園予定となっています。その他の事業概要は以下のリリースを御覧ください。

▼UR都市機構:うめきたプロジェクト(2018年7月12日)
うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について

▼三菱地所:ニュースリリース(2018年7月12日)
うめきた2期地区(民間提案街区)開発事業
開発事業者に選定



うめきた2期地区開発事業
うめきた2期地区全景


うめきた2期地区開発事業
都市公園全景


うめきた2期地区開発事業
都市公園(北公園)の「うめきたの森」


うめきた2期地区開発事業
都市公園(南公園)の「リフレクション広場」


うめきた2期地区開発事業
南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」


うめきた2期地区開発事業
道路と公園が一体となった広場「ステッププラザ」


うめきた2期地区開発事業
民間宅地(北街区)のオフィス・ホテル・イノベーション施設等


うめきた2期地区開発事業
民間宅地(南街区)のオフィス・商業施設・MICE 施設等


うめきた2期地区開発事業
譲渡対象土地及び提案対象区域図


うめきた2期地区開発事業
 2017年11月に撮影した「うめきた2期地区開発事業」です。右側が北街区で左側が南街区となります。中央の超高層ビルは空中庭園展望台が有名な「梅田スカイビル」(地上40階、最高高さ173.05m)です。大阪駅周辺の超高層ビル群に加えるには他の超高層とちょっと離れていて微妙なところでしたが、この開発事業が行われると無事に超高層ビル群として繋がりそうです。


うめきた2期地区開発事業
 2017年1月に撮影した南街区側です。2020年の東京五輪で東京の再開発落ち着きそうなので、2020年秋からは大阪遠征に行く頻度が増えるかもしれません。