
晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 完成予想図[出典:東京都]
昨日、2016年7月28日に東京都より2020年の東京五輪の選手村の建物などを建築する「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の特定建築者予定者を決定したと発表がありました。1者の民間事業者グループからの応募ということで名だたる企業が名を連ねています。
選定時の評価のポイントとして上げられている項目をいくつか抜き出すと次の通りです。
・多世代居住が実現する持続可能なまちづくりを目指し、幅広い住戸バリエーションを設けるとともに、高齢者住宅やシェアハウスの具体的な運営計画が提案されている。
・水辺や緑地空間の魅力を最大限に生かして、水辺空間への視線の抜けや動線を意識した計画が提案されている。
・アクセシビリティに配慮した建築計画とするとともに、住戸内の通路幅についても十分な幅員を確保するなど、東京2020大会後のレガシーとなるユニバーサルな住空間が提案されている。
▼グループ構成員
三井不動産レジデンシャル株式会社(代表会社)
エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
住友商事株式会社
住友不動産株式会社
大和ハウス工業株式会社
東急不動産株式会社
東京建物株式会社
野村不動産株式会社
三井不動産株式会社
三菱地所レジデンス株式会社
▼スケジュール
平成28年9月 特定建築者の決定
平成29年1月 建築工事に着手
平成31年12月(目途) 大会時に必要な部分の整備完了
平成32年7月〜 東京2020大会
大会後改修工事
平成36年度 事業完了
▼東京都:報道発表資料(2016年7月28日)
晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特定建築者予定者を決定しました

約6年前の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地です。これより前にはアミューズメント施設の東京レジャーランドや中古車販売店、カー用品店などがありました。

以前載せた写真と同じですが、半年くらい前に撮影した選手村の計画地です。最初に載せた完成予想図にある地上50階のタワー棟以外のマンションが2020年東京五輪までに建設されます。

広大な敷地で同時に建設工事が行われる様子は豊洲新市場で見ましたがかなり迫力がありました。ここも凄いことになるのは確実なので着工したら一度は見に行った方が良い現場となりそうです。

上の2枚は晴海客船ターミナルから撮影で、これは中央清掃工場から撮影です。上から撮影できるスポットがこの2箇所あるので着工したらたびたび通うことになりそうです。