本日、国家戦略特区の事業として千葉市の幕張新都心で、ドローンを使った宅配の実証実験が始まったというニュースを見た人は多いかと思いますが、それと同時に内閣府地方創生推進事務局の「千葉市 ドローン宅配等分科会」のページにて「第1回 千葉市ドローン宅配等分科会 配布資料」も公開となりました。

幕張新都心若葉住宅地区
 ドローンでの宅配については各資料を見ていただきたいのですが、その中で資料4の4ページを見るとこのようなページがありました。この図は海浜幕張駅近くの「幕張新都心若葉住宅地区」で6棟のタワーマンションが描かれています。

 B2区画、B3区画、B4区画に地上46階、高さ150mのトリプルタワーの建設計画の情報は約1年前に出ていましたが、そのときの情報ではB5区画、B6区画、B7区画は最高で18階の高層マンションとなっていました。もし、この図が最新の計画を反映したものならばトリプルタワー以外に37階〜46階建てのタワーマンションがさらに3棟建設されることとなります。

 この図の階数、年、戸数の情報を書き起こす以下のようになります。年は着工なのか竣工なのかは不明ですが、1年前の情報では2019年度から入居開始予定となっていたので、この図の年は入居開始予定の年度のことだと思います。どちらにせよ何年もかけて開発して行く計画となっており、最終的には全体戸数4515戸、人口約10000人となることが想定されています。

B1区画:地上9階、505戸、2024年
B2区画:地上46階、797戸、2020年
B3区画:地上46階、675戸、2021年
B4区画:地上46階、714戸、2027年
B5区画:地上46階、703戸、2029年
B6区画:地上37階、482戸、2026年
B7区画:地上37階、639戸、2019年

幕張新都心若葉住宅地区
 せっかくなので図だけを抜き出して拡大してみました。この図の通りタワーマンションが建設されるとしたらなかなか凄いことになりそうです。

幕張新都心若葉住宅地区の完成予想図
幕張新都心若葉住宅地区の完成予想図[出典:日刊建設工業新聞]

 1年前に出た情報ではこのような完成予想図でした。三井不動産レジデンシャル(代表企業)、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、丸紅、東方地所、富士見地所、袖ケ浦興業で構成する「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」が事業予定者となっています。


幕張新都心若葉住宅地区の空撮
 ブログで以前使った写真ですが、約3年前の「幕張新都心若葉住宅地区」の空撮です。各区画はこのように空き地となっています。ただし、若葉3丁目公園は既に完成しています。

幕張新都心の超高層ビル群の空撮
 海浜幕張駅とはこうのような位置関係となっています。近そうに見えますが思っている以上に歩きます。