昨日、2015年12月14日に日本スポーツ振興センター(JSC)から、新国立競技場整備計画の技術提案書2案が公表されました。どれがどのグループかは公表されていませんが、A案が大成建設と隈研吾氏のグループ、B案が竹中工務店、清水建設、大林組によるJVと伊東豊雄氏によるグループのものと思われます。

▼日本スポーツ振興センター
新国立競技場整備事業に関する技術提案書

新国立競技場整備計画のA案
新国立競技場整備計画のA案のイメージ図(技術提案書よりJSC提供)

 A案です。テーマは「木と緑のスタジアム」で木と緑を使ったデザインです。事業費は約1490億円、2019年11月末の完成予定です。


新国立競技場整備計画のB案
新国立競技場整備計画のB案のイメージ図(技術提案書よりJSC提供)

 B案です。テーマは「21世紀の新しい伝統」で木製の柱72本でスタンドを支えるデザインです。事業費は約1497億円、2019年11月末の完成予定です。

 どちらも同じような事業費、工期です。詳細は上記リンクの技術提案書に掲載されています。興味ある方はJSCのHPに行ってご覧ください。

 ここからは個人的意見ですがザハのデザインのインパクトが強かったため、どちらもおとなしい同じようなデザインに見えてしまいます。公募やり直しが決まってからの期間を考えると斬新なデザインは無理ですかね。自分はザハ案で進めるべきだと思っていました。今でもそう思っています。ザハのデザインを見たときはこれが出来るのかとワクワクしたものですが、今回の案は正直ワクワクはないです。建ててしまえば自分が生きている間はずっとある建物だと思うので、ザハデザインから余計な機能を削ったりして建てて欲しかったです。

新国立競技場の建設地
 ここからは現在の新国立競技場の建設地です。

新国立競技場の建設地
 敷地内です。テレビでも放映されている通り草が生えています。

新国立競技場の建設地から見た新宿
 東京体育館と新宿の超高層ビル群です。この光景はなかなか格好いいです。

新国立競技場の建設地
 それにしてもあっという間に草って生えるものなんですね。これは土埃を防ぐために種を撒いたため草が生い茂っています。

新国立競技場の建設地
 東京体育館側から見た新国立競技場の建設地です。

新国立競技場の建設地
 草が生え大きな水溜りもあります。今月下旬にはどちらかの案に絞り込み、契約、基本設計、実施設計となり、1年後には工事の契約、着工となります。そのためあと1年間くらいは今のこの光景が見られそうです。