学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画の空撮
 本日の建設通信新聞に日本医科大学武蔵小杉キャンパスの再開発の続報が掲載されました。記事によると23日に川崎市の総合調整条例に基づき、事前届出書を提出。近く環境アセス手続きが開始される予定とのことです。基本構想・計画を2015年度上期までに策定し、設計者選定手続きを始める見込みとなっています。

 「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」はこの空撮の通り武蔵小杉駅近くの日本医科大学武蔵小杉キャンパスがある場所で、A街区、B街区、C街区に分けて再開発が計画されています。今回、事前届出書が提出されたのはB街区とC街区です。A街区は川崎市によって小学校が整備されます。

 まずは現在グランドがあるB街区の南側に地上9階、地下2階の新病棟を2016年度着工、2018年度竣工予定で建設します。その後、B街区の北側には看護学校などの教育施設の建設を予定しています。

 C街区は日本医科大学武蔵小杉病院がありますが、B街区に新病棟が完成すると移転します。移転完了後のC街区では地上50階、地下1階、高さ約180mのツインタワーのタワーマンションを建設する計画となっています。総戸数は約1500戸で事業者は三菱地所レジデンスと大成建設が予定されています。2019年度着工、2022年度の竣工予定となっています。

 C街区の左下ではツインタワーとなる「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」(地上53階、高さ178.90m)が建設中のため、将来的には高さ約180mのツインタワーが2つ建ち並ぶことになります。ツインタワーが隣接地に建ち並ぶ場所を軽く考えてみましたが日本では他には思い当たりませんでした。唯一思い浮かんだのがトマムですが、トマムのツインタワーは結構離れています。

追記:コメントでツインタワーが2つある場所として幕張のワールドビジネスガーデンとテクノガーデンとありました。確かにあそこもそうですね。あとはみなとみらいのタワーマンション群はツインやらトリプルやら色々ありましたね。多過ぎてすっかり見落としていました(笑)ただ、高さ180mのツインが建ち並ぶのは武蔵小杉だけかなと思います。勝どきのTHE TOKYO TOWERSと晴海のドゥ・トゥールがありました。

▼建設通信新聞:2015年3月27日
日本医科大の武蔵小杉キャンパス再開発/近く環境アセス手続き/新年度上期に計画策定

学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画
 「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」のC街区方面です。まずは病院が移転しないとC街区の再開発が始まらないのでこの辺りはしばらくこのままです。

■学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画C街区の物件概要■
計画名:学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画C街区
所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目
用途:共同住宅、にぎわい施設
総戸数:約1500戸
階数:地上50階、地下1階
高さ:約180m
建築主:三菱地所レジデンス、大成建設
工期:2019年度着工〜2022年度竣工予定


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