住宅棟のモデルプラン(大会終了後のイメージ)
住宅棟のモデルプラン(大会終了後のイメージ)[出典:東京都]

 本日、東京都が2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備に向けて、東京都と共同して具体的な検討を行う事業協力者の公募を行うと発表されました。

 事業協力者の主な役割としては以下の5点があげらています。
  • 地域特性を踏まえた魅力あるまちづくりに関すること。
  • 子育て、高齢者世帯、外国人対応など多様な住まいの実現に関すること。
  • 生活利便施設、医療福祉施設の導入など建築計画等に関すること。
  • 水素エネルギーや太陽光発電の導入策など環境・エネルギーに関すること。
  • その他事業協力に関すること。
 募集要領など詳細は東京都のHPをご覧ください。3月下旬には事業協力者が決定する予定となっています。

▼東京都(2015年1月23日)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会選手村及びレガシー検討に係る事業協力者の公募について

選手村の建設地
 本日は事業協力者の公募の他に、選手村の整備を行う「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」について、東京都環境影響評価条例に基づき、東京都知事(環境局)に環境影響評価書案を提出したと発表がありました。

 これにより選手村の計画名称が「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」だと判明しました。また、五輪後に建設される地上50階建ての超高層ツインタワーマンションの高さが約180mということも判明しました。その超高層ツインタワーはこの写真に写っているグランドの右側あたりに建設されます。

 工事予定期間は選手村を建設する1期工事期間が平成28年度(2016年度)〜平成31年度(2019年度)、50階建ての超高層タワーマンションなどを建設する2期工事期間が平成32年度(2020年度)〜平成35年度(2023年度)となっています。供用予定年度は平成36年度(2024年度)となっています。

▼東京都(2015年1月23日)
(仮称)晴海五丁目西地区開発計画の環境影響評価書案を提出しました

選手村の建設地
 この辺りも選手村の建設予定地です。運河沿いに5棟、左奥に5棟を建設する予定となっています。左側にアスファルト部分がチラッと見えると思いますが、ここは学校建設予定地となっています。

選手村の建設地
 どこまでが敷地なのかはわかりませんが、その学校建設予定地です。

フジテレビから見た選手村の建設地
 フジテレビの展望室から撮影した選手村建設地方面です。選手村宿泊施設として使用する14階〜17階建ての住宅棟(板状)22棟の建設が2016年度から始まります。


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