今から約7年前、アメトークの「ホテルアイビス芸人」で一躍有名になった「ホテルアイビス六本木」(地上13階、高さ52.0m)です。2013年12月31日に閉館となり現在は解体工事が行われています。
ここは六本木駅のすぐ近くでそれなりに広い敷地です。一等地と言って良い場所なので解体後の跡地がどうなるのか気になっていたのですが、現地に建築計画のお知らせが設置されました。
跡地に建設される物件は「(仮称)六本木7丁目計画新築工事」で地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ81.00mのホテルとなるようです。建築主は合同会社KRF22、KRF40、近正商事となっており、KRFは代表社員が不動産ファンドのケネディクスとなっています。また連絡先の電話番号を調べたらKRFも近正商事も全てケネディクスの本社の番号となっていたので、実質、ケネディクスが建てるホテルとなるようです。ただ、不動産投資会社なので運営は別会社になると思われます。
六本木通りから見た解体中の「ホテルアイビス六本木」です。ここからは見えませんがL字型の角にある「深廣寺」も解体のお知らせが出ていました。手前の「光専寺」のさらに奥に「深廣寺」はあります。
西側にあるコインパーキングから見た「ホテルアイビス六本木」です。この駐車場は住友不動産が「(仮称)六本木7丁目新築工事」として34階建てのタワーマンションを建設する計画でしたが、隣地も取得したため一旦計画が見直しとなっています。その後の続報は耳にしておらず六本木に行くたびに現地のチェックはしていますが、建築計画などは見当たりません。
ところで今更ですが「ホテルアイビス六本木」の正式なビル名は「六本木アイビス共同ビル」のようです。
「六本木ヒルズ」の展望台からの眺めです。中央で解体中のビルが「ホテルアイビス六本木」です。
左上は「東京ミッドタウン」で、「六本木ヒルズ」との間のミッドタウン寄りに位置しています。この場所に「(仮称)六本木7丁目計画新築工事」が建設されます。
「(仮称)六本木7丁目計画新築工事」の建築計画のお知らせです。
■(仮称)六本木7丁目計画新築工事の物件概要■
計画名：(仮称)六本木7丁目計画新築工事
所在地：東京都港区六本木７丁目
用途：ホテル、店舗、防災備蓄倉庫、自動車車庫
階数：地上21階、塔屋1階、地下1階
高さ：81.00m(最高高さ81.00m)
敷地面積：1,621.16��
建築面積：1,010.00��
延床面積：14,490.00��
構造：地上階・鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地下階・鉄筋コンクリート造
建築主：合同会社KRF22(代表社員 ケネディクス)、合同会社KRF40(代表社員 ケネディクス)、近正商事
設計者：フジタ
施工者：未定
工期：2015年7月1日着工〜2017年3月31日竣工予定
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