本日、東京都のオリンピック・パラリンピック準備局、都市整備局より2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会後における選手村予定地の住宅棟のモデルプランをとりまとめたと発表がありました。

▼東京都(2014年12月19日)
「選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン」について

2020年東京五輪選手村の大会終了後における住宅棟のモデルプラン
選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン(大会終了後イメージ)[出典:東京都]

 選手村は大会時には選手の宿泊施設として使用されますが、大会終了後には住居として生まれ変わる計画となっており、当初発表では中層階までの予定でしたが、今回の発表では板状の14階〜17階の高層マンションが22棟、50階建ての超高層タワーマンションが2棟、商業棟が1棟となっており、今までなかった超高層タワーマンションが組み込まれました。

2020年東京五輪選手村
選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン(大会時イメージ)[出典:東京都]

 こちらは東京五輪開催時のイメージ図で超高層タワー棟と商業棟が記載されていませんが、これは超高層タワー棟と商業棟は大会終了後に建設予定となっているためです。住宅の総戸数は超高層棟も合わせて約6000戸です。

2020年東京五輪選手村の大会終了後における住宅棟のモデルプラン
選手村 大会終了後における住宅棟の配置(大会終了後)[出典:東京都]

 配置図には小さい文字ですがそれぞれの階数も記載されていました。なんだか団地のような感じです。

晴海埠頭の空撮
 2010年5月の晴海埠頭の空撮です。全棟記載してもわけがわからない状態となるので50階建ての超高層タワーマンションの建設場所と商業棟、学校の建設地のみ書き込みました。この辺は現時点では段階では交通の便が良いとは言えませんが、オリンピックに向けてBRTが整備される計画となっています。

晴海周辺の空撮
 少し広角で見た晴海埠頭周辺の空撮です。晴海、勝どきで建設中の主なタワーマンションを記載しました。50階建ての超高層タワーマンションが建設されるとしても2020年以降となりますが、色々なタワーマンションの眺望に影響が出そうです。

 左下に写っている影は空撮のために乗船した飛行船です。

晴海周辺の空撮
 せっかくなのでもう1枚。今回発表されたのはモデルプランなので正式決定ではありませんが、このもプランをもとに環境影響評価条例、都市計画法等の諸手続きを進めていき、平成28年(2016年)春の市街地再開発事業の事業認可を目指すとのことです。

 この何もない晴海埠頭が大きく生まれ変わります。

晴海客船ターミナルから見た晴海
 古い写真ばっかりだったので今年の5月に晴海客船ターミナルから撮影した選手村の建設地です。中央清掃工場の煙突の手前あたりが50階建て超高層タワーマンションの建設予定地です。

晴海と飛行船
 おまけで乗船した飛行船のツェッペリンNTです。残念ながら今はもうこの飛行船はありません。


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