横浜駅方面のセスナによる空撮(約1年前)です。横浜駅西口では「横浜エクセルホテル東急」と「横浜CIAL」の跡地に「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」という再開発計画があり、かつては地上33階、高さ約180mの超高層ビルが計画されていました。それが震災の影響もあり規模縮小が報道されていましたが、昨日、JR東日本より「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」のプレスリリースがあり新たな概要が発表されました。
▼東日本旅客鉄道株式会社：プレスリリース
2014年3月4日：(仮称)横浜駅西口駅ビル計画について [PDF/621KB]
これは2013年末の横浜駅西口の様子です。現在は「横浜エクセルホテル東急」と「横浜CIAL」の解体も進みこのようにちょっと寂しい感じになっていますが、この場所に「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の駅前棟として地上26階、高さ約135m、延床面積約94,000�屬両Χ隼楡�(地下2階〜地上10階：約66,000��)と業務施設(地上12階〜地上26階：約28,000��)からなる複合施設が建設されます。開業予定は東京オリンピックのある2020年で、左端の「LOVE馬ザール」の文字がある「横浜モアーズ」の後ろ辺りにオフィス部の超高層棟が建ちます。
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の完成イメージ図
「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の完成イメージ図です。低層部は大きな商業施設となります。
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の完成イメージ図
横浜駅の線路側から見た「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の完成イメージ図です。プレスリリースに「鉄道を借景に取り込んだ」と記載があることからも6階屋上広場からは横浜駅を眺めることが出来るようです。また、12階にも屋上広場が整備されます。
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の回遊デッキイメージ図
6階屋上広場がある回遊デッキのイメージ図です。こうして外を歩けるデッキがある商業施設っていいですよね。
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画のアトリウムイメージ図
「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の4層吹き抜けとなるアトリウムです。左側が西口駅前広場、右側が改札方面となります。
横浜駅まで急行で2駅の場所に4年間住んでいたこともあり横浜駅はよく使っていましたが、これだけ広々とした開放的な空間に生まれ変わるとしばらくは横浜駅といった感じがしないかもしれません（笑）
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の配置図・断面図
「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の配置図と断面図です。1枚目の空撮写真にもさりげなく「鶴屋町棟」の文字を入れましたが、少し離れた場所に保育所と駐車場も整備されます。商業施設部には「防災センター・地域総合防災拠点」も整備され災害時には滞留者約1万人、帰宅困難者約3千人を受け入れが出来るようになります。
プレスリリースより(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の位置図
こうして位置図を見ると駐車場が出来る「鶴屋町棟」までは駅からだと徒歩5分はかかりそうな気がしますね。
■(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の物件概要■
名称：(仮称)横浜駅西口駅ビル計画
所在地：神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号外
<駅前棟>
階数：地上26階、地下3階
高さ：約135m
用途：商業施設、業務施設、等
敷地面積：約8,700��
延床面積：約94,000��
<鶴屋町棟>
階数：地上9階
高さ：約31m
用途：駐車場、保育所、等
敷地面積：約5,000��
延床面積：約24,000��
事業主体：東日本旅客鉄道
設計：東日本建築設計事務所
施工：未定
開業：2020年
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