超高層マンション・超高層ビル

全国の超高層マンション、超高層ビルの建設現場を撮り歩いているブログです。

(仮称)芝浦一丁目計画

令和に完成する超高層ビル高さランキングベスト10

10位:八重洲一丁目北地区(235m)


 第10位は令和17年度(2035年度)竣工予定の「八重洲一丁目北地区」(東京都中央区八重洲)。地上45階、地下5階、高さ235mの規模で計画されている。場所は外堀通りと永代通りが交差する「呉服橋交差点」の角地で北側には首都高と日本橋川がある。その首都高地下が前提の再開発であるため竣工予定がまだまだ先の令和17年度となっている。低層部は店舗、機械室、宿泊施設で、中層部から高層部はオフィスフロアとなる。首都高地下化される日本橋川側には2階建ての店舗棟も建設予定である。

八重洲一丁目北地区
イメージパース[出展:内閣府]



10位:西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業(235m)


 同率第10位は令和11年度(2029年度)竣工予定の「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都新宿区西新宿)。地上65階、地下2階、高さ235mの規模で計画されている。場所は「東京オペラシティタワー」(地上54階、最高高さ234.371m)と「新宿パークタワー」(地上52階、高さ235m)の間で、北棟が約1650戸、南棟が約1550戸となり日本最大のツインタワーのタワーマンションとなる。建築主は西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合で参加組合員として野村不動産、東京建物、住友商事、首都圏不燃建築公社が参画している。

西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
完成予想イメージ[出展:野村不動産]



10位:(仮称)芝浦一丁目計画(235m)


 同率第10位は令和5年度(2023年度)と令和11年度(2029年度)竣工予定の「(仮称)芝浦一丁目計画」(東京都港区芝浦)。地上46階、地下5階のS棟と地上47階、地下5階のN棟が高さ235mで計画されている。これは中央が凹んだデザインでお馴染みの「浜松町ビルディング(旧東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の建替え計画で、まずは低層棟部分の建替えが計画されており、その部分がS棟で令和5年度の竣工予定となっている。その後「浜松町ビルディング」を解体して令和11年度竣工予定のN棟を建設する。両棟とも低層部に商業施設を配置するオフィスビルとなるがS棟の高層部はホテル、N棟の高層部は住宅が計画されている。

(仮称)芝浦一丁目計画
イメージパース[出展:野村不動産]



9位:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-2街区(237.20m)


 第9位は令和5年3月(2023年3月)竣工予定の「虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-2街区」(東京都港区麻布台)。地上54階、地下5階、高さ237.20mとなるタワーマンションが計画されている。タワーマンションとしては高さ日本一の規模であるが、同再開発事業で同時に建設されるB-1街区に抜かれるため高さ日本一の座に着くことはない。森ビルによる再開発で「虎ノ門麻布台ヒルズ」になるのではと言われている。

虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-2街区
イメージパース[出展:内閣府]



7位:八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業(240m)


 第7位は令和4年8月(2022年8月)竣工予定の「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区八重洲)。地上45階、地下4階、高さ240mの規模で既に建設工事が始まっている。建設地は東京駅の八重洲側の目の前で「中央区立城東小学校」などがあった場所である。そのため東京駅前の超高層ビルであるにも関わらず低層部には再び「中央区立城東小学校」が入ることになっている。7階〜38階はオフィスフロアとなり、40階〜45階には日本初となるブルガリのホテル「ブルガリ ホテル 東京」が入ることになっている。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業
イメージパース[出展:三井不動産]



7位:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業(240m)


 同率第7位は令和4年度(2023年度)竣工予定の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区八重洲)。地上46階、地下4階、高さ240mの規模で計画されている。同じ高さ240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の南隣の八重洲ブックセンターなどがある区画が計画地である。オフィスビルだが低層部にはインターナショナルスクール、最上部にはサービスアパートメントが計画されている。

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
イメージパース[出展:内閣府]



6位:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業(250m)


 第6位は令和7年度(2025年度)竣工予定の「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区八重洲)。地上50階、地下4階、高さ250mの規模で計画されている。建設地は東京駅の八重洲側の目の前で既に建設が始まっている「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の北隣の区画である。また、同ランキングに八重洲で計画されている超高層ビルがここ以外に3棟入っているが全て同じ外堀通り沿いが計画地となっており将来的には巨大な超高層ビルが建ち並ぶことになる。

東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
イメージパース[出展:東京都]



5位:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-1街区(262.81m)


 第5位は令和5年3月(2023年3月)竣工予定の「虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-1街区」(東京都港区麻布台)。地上64階、地下5階、高さ262.81mとなるタワーマンションが計画されている。高さ262.81mはタワーマンションとしては高さ日本一となる。ただ、同再開発事業で同時に建設されるA街区の高層部は住宅フロアとなるため、住宅フロアとしての高さ日本一とはならない。
※ 当ブログではビルの大部分が住宅フロアである場合のみタワーマンションとして扱い、その他は複合ビルとして扱っています。

虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 B-1街区
イメージパース[出展:内閣府]



4位:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(265.75m)


 第4位は令和5年7月(2023年7月)竣工予定の「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(東京都港区虎ノ門)。地上49階、地下4階、高さ264.00m、最高高さ265.75mの規模で現在は既存ビルの解体工事が行われている。現在建設中の日比谷線新駅「虎ノ門ヒルズ」駅とは直結となる。「虎ノ門ヒルズ」の中心となる「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(地上52階、最高高さ255.5m)の両隣では「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(地上36階、最高高さ185.415m)と「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(地上54階、最高高さ221.55m)が建設中で、ここが一番最後に完成することになる。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
イメージパース[出展:内閣府]



3位:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業(287m)


 第3位は令和7年度(2025年度)竣工予定の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区日本橋)。地上49階、地下5階、高さ287mの規模で計画されている。建設地は「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」の北側の区画である。低層部に店舗や会議室、中層部に事務所、高層部にサービスアパートメントとホテルが計画されている。既に「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」の設立が東京都より認可されおり、参加組合員として三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスが参画している。首都高地下化される日本橋側沿いにある「日本橋野村ビル旧館」は歴史的建築物の保全活用により改修予定となっている。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
イメージパース[出展:東京都]



2位:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 A街区(325.24m)


 第2位は令和5年3月(2023年3月)竣工予定の「虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 A街区」(東京都港区麻布台)。地上64階、地下5階、高さ325.24mとなる複合ビルが計画されている。高さ325.41mは竣工時は高さ日本一の超高層ビルとなり日本で2棟目のスーパートール(300m超えの超高層ビル)となる。建設地は「麻布郵便局」跡地のため名称には「JP」が入る可能性がある。低層部は店舗、インターナショナルスクール、中層部はオフィスフロア、そして高層部は住宅フロアとなり住宅としては日本一の高さとなる。イメージパースの東京タワーの右側が同ビルで住宅フロアからは東京タワーの展望台を見下ろすことになる。

虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 A街区
イメージパース[出展:内閣府]



1位:東京駅前常盤橋プロジェクト B棟(390m)


 第1位は令和9年度(2027年度)竣工予定の「東京駅前常盤橋プロジェクト B棟」(東京都千代田区大手町)。地上61階、地下5階、高さ390mとなる規模で計画されており完成時には高さ日本一の超高ビルとなる。日本で3棟目のスーパートールとなり今のところこの高さを超える超高層ビル計画は出ていない。オフィスビルだが展望台の設置も計画されている。隣のビルはA棟で地上40階、高さ212mとなるが高さ390mの隣では小さく見えてしまう。建設地は東京駅日本橋口前で現在は「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)と「日本ビル」が建っている場所である。

東京駅前常盤橋プロジェクト B棟
イメージパース[現地看板を撮影]



 以上、令和に竣工予定の超高層ビル高さランキングベスト10でした。まだ概要が表に出ていないためこのランキングに載せられませんでしたが、第二六本木ヒルズ(六本木5丁目西地区)は300mを超えると昔から言われています。また、概要が発表になってから建設が始まるまでに規模縮小されることも多々あります。逆に規模拡大もありますが滅多にありません。そしてまだ表に出ていない再開発計画も多数存在すると思います。この高さランキングで最も遅い竣工予定は令和17年度(2035年度)ですが、その頃にはもっと凄い超高層ビルが既に建設されていたり、計画が出ていてこのランキングは懐かしい物になっていればいいなと思います。

追記
 大阪の高さ275mの「夢洲駅タワービル」は?といったコメントがありましたが、構想段階のはランキングには入れていません。正式に決まれば載せれるんですけどね。

東芝ビルの建替!高さ235mツインタワー「都市再生特別地区(芝浦一丁目)都市計画(素案)の概要」が公開!

(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:野村不動産]

 野村不動産、NREG東芝不動産、東日本旅客鉄道による大規模再開発「(仮称)芝浦一丁目計画」の概要が『都市再生特別地区(芝浦一丁目)都市計画(素案)の概要』として内閣府の国家戦略特区のHPにて8月14日に公開されました。そして翌日の8月15日には同3社より『浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替事業 「(仮称)芝浦一丁目計画」 整備方針について』の発表もありました。

 「(仮称)芝浦一丁目計画」は「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の建替え計画で、地上46階、地下5階、高さ約235mのS棟(イメージパース左)と地上47階、地下5階、高さ約235mのN棟(イメージパース右)が建設されます。設計は槇文彦氏で延床面積約55万屐高さ約235mという巨大なツインタワーとなります。

▼野村不動産:ニュースリリース(2017年8月15日)
浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替事業 「(仮称)芝浦一丁目計画」 整備方針について(野村不動産、NREG 東芝不動産、東日本旅客鉄道)

▼内閣府:国家戦略特区(2017年8月14日)
第12回 東京都都市再生分科会 配布資料


(仮称)芝浦一丁目計画 計画断面イメージ
(仮称)芝浦一丁目計画 計画断面イメージ[出典:野村不動産]

 両棟とも主要用途はオフィスですが、地上46階、高さ約235mとなるS棟の高層部はホテルとなり、地上47階、高さ約235mとなるN棟の高層部は住宅となります。また、両棟は低層部と地下で繋がり低層部は商業施設となります。

 S棟は2020年度着工、2023年度竣工予定で、N棟は2026年度着工、2029年度竣工予定です。全体完成は10年以上先の予定ですが東京湾越しに見える光景は大きく変わることとなりそうです。


(仮称)芝浦一丁目計画 配置図
(仮称)芝浦一丁目計画 配置図[出典:内閣府]

 建設地はJRと芝浦運河に挟まれた場所で敷地内には東京モノレールも通っています。この配置図の左上あたりに浜松町駅があります。


(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:野村不動産]

 芝浦運河沿いにはこのような船着場やテラスが整備される計画となっています。


(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:内閣府]

 東京には海や運河があるのにあまり活用していないと個人的に感じていたので、こうして運河が整備されるのは良かったと思います。


(仮称)芝浦一丁目計画 位置図
(仮称)芝浦一丁目計画 位置図[出典:内閣府]

 最寄り駅はJRと東京モノレールの「浜松町」駅とゆりかもめ「日の出」駅となり、「浜松町」駅側とは歩行者ネットワークの強化がされます。


浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 中央が凹んでいる特徴的なデザインの「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の空撮です。「(仮称)芝浦一丁目計画」は同ビルの建て替え計画となりますが、まずはビル左の低層棟部分にS棟を建設します。その後「東芝ビルディング」を解体しN棟が建設します。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「世界貿易センタービル」の展望台から見た「東芝ビルディング」です。その足元に建つ「東芝浜松町ビル」も計画地に含まれています。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 レインボーブリッジから見た「東芝ビルディング」です。これよりも70mほど高いツインタワーとなるのでかなりの迫力となりそうです。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「芝浦運河」と「東芝ビルディング」です。休日に行くと人通りの少ない静かな場所ですが、完成すると人の流れは変わりそうですね。

■(仮称)芝浦一丁目計画の物件概要■
計画名称:(仮称)芝浦一丁目計画
所在地:東京都港区芝浦一丁目1番1号他
用途:事務所、商業施設、ホテル、住宅(約350戸)、駐車場、DHC施設等
階数:地上46階、地下5階(S棟)、地上47階、地下5階(N棟)
高さ:約235m
区域面積:約47,000ha
延床面積:約550,000
事業主体:野村不動産、NREG東芝不動産、東日本旅客鉄道
工期(S棟):2020年度着工〜2023年度竣工予定
工期(N棟):2026年度着工〜2029年度竣工予定

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