超高層マンション・超高層ビル

タワーマンションに住みながら全国の超高層マンション、超高層ビルの建設現場を撮り歩いているブログです。
2005年5月1日から毎日更新し続けている超高層ビル専門ブログです。

東京五輪選手村

2020東京五輪選手村の特定建築者予定者が決定!三井不レジを代表にした11社のグループに

晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 完成予想図
晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 完成予想図[出典:東京都]

 昨日、2016年7月28日に東京都より2020年の東京五輪の選手村の建物などを建築する「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の特定建築者予定者を決定したと発表がありました。1者の民間事業者グループからの応募ということで名だたる企業が名を連ねています。

 選定時の評価のポイントとして上げられている項目をいくつか抜き出すと次の通りです。
・多世代居住が実現する持続可能なまちづくりを目指し、幅広い住戸バリエーションを設けるとともに、高齢者住宅やシェアハウスの具体的な運営計画が提案されている。
・水辺や緑地空間の魅力を最大限に生かして、水辺空間への視線の抜けや動線を意識した計画が提案されている。
・アクセシビリティに配慮した建築計画とするとともに、住戸内の通路幅についても十分な幅員を確保するなど、東京2020大会後のレガシーとなるユニバーサルな住空間が提案されている。

▼グループ構成員
三井不動産レジデンシャル株式会社(代表会社)
エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
住友商事株式会社
住友不動産株式会社
大和ハウス工業株式会社
東急不動産株式会社
東京建物株式会社
野村不動産株式会社
三井不動産株式会社
三菱地所レジデンス株式会社

▼スケジュール
平成28年9月 特定建築者の決定
平成29年1月 建築工事に着手
平成31年12月(目途) 大会時に必要な部分の整備完了
平成32年7月〜 東京2020大会
大会後改修工事
平成36年度 事業完了

▼東京都:報道発表資料(2016年7月28日)
晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特定建築者予定者を決定しました


晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 建設地の空撮
 約6年前の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地です。これより前にはアミューズメント施設の東京レジャーランドや中古車販売店、カー用品店などがありました。

晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 建設予定地
 以前載せた写真と同じですが、半年くらい前に撮影した選手村の計画地です。最初に載せた完成予想図にある地上50階のタワー棟以外のマンションが2020年東京五輪までに建設されます。

晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 建設予定地
 広大な敷地で同時に建設工事が行われる様子は豊洲新市場で見ましたがかなり迫力がありました。ここも凄いことになるのは確実なので着工したら一度は見に行った方が良い現場となりそうです。

晴海五丁目西地区 2020東京五輪選手村 建設予定地
 上の2枚は晴海客船ターミナルから撮影で、これは中央清掃工場から撮影です。上から撮影できるスポットがこの2箇所あるので着工したらたびたび通うことになりそうです。

東京2020大会後の選手村のイメージ図やまちづくりの概要発表

東京2020大会後の選手村のイメージ図
東京2020大会後の選手村のイメージ図[出典:東京都]

 昨日、東京都より東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会後の選手村のまちづくりについての概要をとりまとめたものが発表されました。選手の宿泊施設として一時使用する住宅棟などについては、市街地再開発事業として今年の4月に着手(基盤整備工事)し、大会時に必要な施設は2019年末を目途に整備されます。また、エネルギー計画や交通計画、晴海ふ頭公園の再整備についても一体的に取り組み整備していくことになっています。

 計画されている住宅は14〜18階の板状棟と地上50階の高層棟で住宅戸数は約5650戸(分譲・賃貸)を予定しています。50階建ての高層棟は東京五輪2020の後に建設される予定です。また、サービス付き高齢者向け住宅、シェアハウス、外国人向けサービスアパートメントも導入される計画で、分譲棟各住戸に家庭用燃料電池(エネファーム)を設置することとなっています。交通計画としてはBRTの発着ターミナル、カーシェア・シェアサイクルの共通ポート、船着場の併設が計画されています。特に記載はありませんでしたが、イメージ図を見ると晴海客船ターミナルがある部分は晴海ふ頭公園として再整備される計画のようです。

▼今後のスケジュール
2016年4月:市街地再開発事業に着手(基盤整備工事に着手)
2016年5月:特定建築者(住宅棟等の建築の実施者)の公募
2016年7月:特定建築者の選定
2017年1月:建築工事に着手
2019年12月(目途):大会時に必要な部分の整備完了
2020年7月〜:東京2020大会
大会後改修工事
2024年度:事業完了

▼東京都:報道発表資料(2016年4月1日)
東京2020大会後の選手村におけるまちづくりの整備計画について

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 2月6日に晴海客船ターミナルから撮影した2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地です。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 何やら工事が始まっていました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 近づいてみると土手が出来ていました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 工事内容は防潮堤建設工事で「平成27度晴海五丁目陸上防潮堤建設故事」と名称が付いていました。発注者は東京都港湾局 東京港建設事務所 オリンピック・パラリンピック施設整備課 施設工事係です。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 別方向の選手村計画地です。「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」として整備されます。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 中央清掃工場から見た選手村計画地です。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村計画地
 ここでは地質調査のボーリングが行われていました。着実に整備が進んでいます。

 ところで今日は4月1日なので日付が変わった頃に記事を1本載せています。良かったらそちらもご覧ください→東京タワーと東京スカイツリー入れ替え計画

晴海に建設される選手村「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」の事業協力者公募と環境影響評価書案の提出

住宅棟のモデルプラン(大会終了後のイメージ)
住宅棟のモデルプラン(大会終了後のイメージ)[出典:東京都]

 本日、東京都が2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備に向けて、東京都と共同して具体的な検討を行う事業協力者の公募を行うと発表されました。

 事業協力者の主な役割としては以下の5点があげらています。
  • 地域特性を踏まえた魅力あるまちづくりに関すること。
  • 子育て、高齢者世帯、外国人対応など多様な住まいの実現に関すること。
  • 生活利便施設、医療福祉施設の導入など建築計画等に関すること。
  • 水素エネルギーや太陽光発電の導入策など環境・エネルギーに関すること。
  • その他事業協力に関すること。
 募集要領など詳細は東京都のHPをご覧ください。3月下旬には事業協力者が決定する予定となっています。

▼東京都(2015年1月23日)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会選手村及びレガシー検討に係る事業協力者の公募について

選手村の建設地
 本日は事業協力者の公募の他に、選手村の整備を行う「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」について、東京都環境影響評価条例に基づき、東京都知事(環境局)に環境影響評価書案を提出したと発表がありました。

 これにより選手村の計画名称が「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」だと判明しました。また、五輪後に建設される地上50階建ての超高層ツインタワーマンションの高さが約180mということも判明しました。その超高層ツインタワーはこの写真に写っているグランドの右側あたりに建設されます。

 工事予定期間は選手村を建設する1期工事期間が平成28年度(2016年度)〜平成31年度(2019年度)、50階建ての超高層タワーマンションなどを建設する2期工事期間が平成32年度(2020年度)〜平成35年度(2023年度)となっています。供用予定年度は平成36年度(2024年度)となっています。

▼東京都(2015年1月23日)
(仮称)晴海五丁目西地区開発計画の環境影響評価書案を提出しました

選手村の建設地
 この辺りも選手村の建設予定地です。運河沿いに5棟、左奥に5棟を建設する予定となっています。左側にアスファルト部分がチラッと見えると思いますが、ここは学校建設予定地となっています。

選手村の建設地
 どこまでが敷地なのかはわかりませんが、その学校建設予定地です。

フジテレビから見た選手村の建設地
 フジテレビの展望室から撮影した選手村建設地方面です。選手村宿泊施設として使用する14階〜17階建ての住宅棟(板状)22棟の建設が2016年度から始まります。


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晴海の選手村のモデルプランが発表される。50階建ての超高層ツインタワーマンションも建設へ。

 本日、東京都のオリンピック・パラリンピック準備局、都市整備局より2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会後における選手村予定地の住宅棟のモデルプランをとりまとめたと発表がありました。

▼東京都(2014年12月19日)
「選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン」について

2020年東京五輪選手村の大会終了後における住宅棟のモデルプラン
選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン(大会終了後イメージ)[出典:東京都]

 選手村は大会時には選手の宿泊施設として使用されますが、大会終了後には住居として生まれ変わる計画となっており、当初発表では中層階までの予定でしたが、今回の発表では板状の14階〜17階の高層マンションが22棟、50階建ての超高層タワーマンションが2棟、商業棟が1棟となっており、今までなかった超高層タワーマンションが組み込まれました。

2020年東京五輪選手村
選手村 大会終了後における住宅棟のモデルプラン(大会時イメージ)[出典:東京都]

 こちらは東京五輪開催時のイメージ図で超高層タワー棟と商業棟が記載されていませんが、これは超高層タワー棟と商業棟は大会終了後に建設予定となっているためです。住宅の総戸数は超高層棟も合わせて約6000戸です。

2020年東京五輪選手村の大会終了後における住宅棟のモデルプラン
選手村 大会終了後における住宅棟の配置(大会終了後)[出典:東京都]

 配置図には小さい文字ですがそれぞれの階数も記載されていました。なんだか団地のような感じです。

晴海埠頭の空撮
 2010年5月の晴海埠頭の空撮です。全棟記載してもわけがわからない状態となるので50階建ての超高層タワーマンションの建設場所と商業棟、学校の建設地のみ書き込みました。この辺は現時点では段階では交通の便が良いとは言えませんが、オリンピックに向けてBRTが整備される計画となっています。

晴海周辺の空撮
 少し広角で見た晴海埠頭周辺の空撮です。晴海、勝どきで建設中の主なタワーマンションを記載しました。50階建ての超高層タワーマンションが建設されるとしても2020年以降となりますが、色々なタワーマンションの眺望に影響が出そうです。

 左下に写っている影は空撮のために乗船した飛行船です。

晴海周辺の空撮
 せっかくなのでもう1枚。今回発表されたのはモデルプランなので正式決定ではありませんが、このもプランをもとに環境影響評価条例、都市計画法等の諸手続きを進めていき、平成28年(2016年)春の市街地再開発事業の事業認可を目指すとのことです。

 この何もない晴海埠頭が大きく生まれ変わります。

晴海客船ターミナルから見た晴海
 古い写真ばっかりだったので今年の5月に晴海客船ターミナルから撮影した選手村の建設地です。中央清掃工場の煙突の手前あたりが50階建て超高層タワーマンションの建設予定地です。

晴海と飛行船
 おまけで乗船した飛行船のツェッペリンNTです。残念ながら今はもうこの飛行船はありません。


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