大阪メトロ 夢洲駅タワービル構想
夢洲駅タワービル[出展:大阪メトロ]

 大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)から「夢洲駅周辺の開発への参画」についての構想が発表されました。夢洲(ゆめしま)は2025年に開催が決定した大阪万博の会場であり、IR(Integrated Resort:カジノの併設を認める統合型リゾート)の誘致先でもあります。大阪メトロは中央線の夢洲までの延伸、夢洲の開発へ参画する考えとのことです。土地確保などの条件がありますが今後、関係者と協議・調整を進めるとのことです。

 現時点での構想として大阪メトロより夢洲駅直結の「夢洲駅タワービル」のイメージ図が発表されています。報道によると最高で地上55階、高さ275mで2024年の完成を目指すとのことですが、具体的な計画ではなく構想なのであまり期待し過ぎない方がいいと思います。ただ、この近未来的な超高層ビルが建設されるとなると日本の超高層ビルが新たな一歩を踏み出すことになりそうですね。構想は期待しない方がいいと書きましたが個人的には期待しています。

▼大阪メトロ:2018年12月20日
Osaka Metro 地下空間の大規模改革と夢洲駅周辺の開発への参画について


大阪メトロ 夢洲駅構想
夢洲駅[出展:大阪メトロ]

 「夢洲駅タワービル」のマントのようなガラスの屋根の下だと思いますが、夢洲駅はこういった構想となっています。中央線以外にも夢洲内の交通機関があったりとこちらも近未来的な構想となっています。夢洲駅は大阪万博に必要不可欠な交通機関のため建設はほぼ間違いないと思いますが、それがどこまでこれらの構想に近付けるかですね。


大阪万博の会場となる夢洲
 かなり昔に「大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)」の展望台から撮った夢洲方面です。大阪府咲洲庁舎になるもっと前の撮影ですが、グーグルマップで夢洲を見ると今もそれほど差はなくコンテナターミナルくらいしかなさそうです。

大阪万博の会場となる夢洲方面の空撮
 約5年前の空撮です。弁天町の超高層ビル群の背後に薄っすらとキリンが見える場所が夢洲です。夢洲の右手前にUSJがあります。右奥に見えるタワーのようなものは夢洲のとなりの舞洲のゴミ処理場の煙突です。

舞洲工場と舞洲スラッジセンター
 せっかくなので展望台から撮影したのを載せておきます。左がごみ処理場の舞洲工場、右が下水汚泥処理場の舞洲スラッジセンターです。オーストリアの芸術家「フンデルトヴァッサー」氏のデザインです。

 話がそれましたが「夢洲駅タワービル」の構想、是非とも実現して欲しいです。