九段会館
 九段下駅近くの「九段会館」です。解体用の足場が組まれ始めていました。ただ全て解体するわけではなく建物の一部保存しつつ「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」(地上17階、高さ約74.9m)のビルへと建替えられますがこの見えている側はほぼ保存されます。

 建替え事業を行う東急不動産・鹿島建設のニュースリリースを見ると『コンクリート造の建物に瓦葺きの勾配屋根を塔屋とパラペットに冠する「帝冠様式」。その特徴をよく表す建物北側と東側部分をL字状に保存して活用します。』となっています。

 また、用途としましては『保存部分は、創建時の意匠を復原 ・保存しながら、宴会場、カンファレンスセンター、シェアオフィス、店舗などとして活用する計画です。また新築する高層部分は、主にオフィスおよび店舗を予定しています。』とされています。

九段会館
 ただこういったプロジェクトで保存されてもピカピカになって雰囲気が変わってしまうことが多いですが、ここ「九段会館」はどうなるんでしょうね?

九段会館
 昭和会館側から見た「九段会館」です。こちら側も保存されます。

九段会館
 あと数日で全体が見えなくなりそうだったので、しばらくの間この外観を見ることは出来なくなりそうです。

九段会館
 4ヶ月くらい前に見納めと思って撮影した「九段会館」です。もうちょっと真面目に撮っておけば良かったです。

(仮称)九段南一丁目プロジェクト
建物外観(イメージ)[出典:東急不動産]

 外観はかなり保存されますがこのようなオフィスビルとなります。70年の定期借地となります。


(仮称)九段南一丁目プロジェクト
全体鳥瞰(イメージ)[出典:東急不動産]

 場所はこのように武道館のすぐ近くで、武道館側となる敷地西側の牛ヶ淵沿いには歩行者デッキも計画されています。桜の時期には賑わう場所となりそうです。


(仮称)九段南一丁目プロジェクト解体工事
 解体工事のお知らせです。工期は2018年5月7日から2020年7月31日までとなっています。

■物件概要■
事業名:(仮称)九段南一丁目プロジェクト解体工事
所在地:東京都千代田区九段南一丁目5番1外
用途:事務所、店舗、駐車場
階数:地上17階、地下3階
高さ:約74.9m
敷地面積:約8,765
延床面積:約68,024
事業者:合同会社ノーヴェグランデ(東急不動産、鹿島建設)
設計者:鹿島・梓 設計・工事監理業務共同企業体
施工者:鹿島建設
工期:2022年7月竣工予定