(仮称)新宿駅西口地区

 小田急電鉄と東京地下鉄が新宿で計画している大規模再開発「(仮称)新宿駅西口地区」の概要が明らかになりました。規模は地上48階、地下5階、高さ約260m、敷地面積約15,720屬紡个靴同箴果明冖281,700屬脳Χ函業務、駅施設で構成されます。

 場所は赤い網掛けをしたJR新宿駅の西側一帯で、小田急百貨店、新宿ミロード、小田急新宿駅の上が計画地に含まれ、超高層棟が建設されるのは小田急百貨店がある辺りとなります。

 今後のスケジュールは2020年度に都市計画案の公告・縦覧、都市計画審議会、都市計画決定・告示、2022年度に着工、2029年度に竣工予定となっています。今回はこれらより前段階の地元に対しての計画概要説明がwebに公開されたところです。そのサイトに掲載されている計画概要の説明動画には完成予想図や断面図等も掲載されていますが、URLすら転載禁止となっているため図などの引用は控えます。



(仮称)新宿駅西口地区

 新宿区は駅、駅前広場、駅ビル等を一体的に再編する「新宿グランドターミナル」を進めており、同再開発もその実現に向けた計画となっています。具体的にはデッキの新設、拡張やデッキレベルの小田急線の新改札の設置、新宿駅上部を通る東西デッキなども計画されています。

 別角度からの空撮です。現在の新宿で最も高い超高層ビルは左側に見えている「東京都庁第一本庁舎」(地上48階、最高高さ243.4m)で、1990年の竣工から新宿で一番高い超高層ビルの座を守ってきましたがついに抜かれることになりそうです。



(仮称)新宿駅西口地区

 損保ジャパンの42階にあった「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」から見た新宿駅方面です。



(仮称)新宿駅西口地区

 西口駅前広場前あたりの小田急百貨店にズームです。計画では同じような形で商業施設が建設され、そして右寄りの方の上部が超高層棟となります。超高層部分の用途はオフィスフロアのみで、現時点の計画ではレストランや展望室といった施設はありません。

 商業施設部の上部にはスカイコリドーが整備され、新宿の街並みを眺められる動線・滞留空間や屋外滞留空間も整備される計画となっています。また、低層階と中層階に帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設(約5640屐¬3400人分)、防災備蓄倉庫も整備されます。



(仮称)新宿駅西口地区

 以前、縁があって職員の方に案内して頂いた「モード学園コクーンタワー」からの眺めです。このように東側は遮るビルのない眺望が広がっていましたが、この正面に地上48階、高さ約260mの超高層ビルが誕生するこになります。

 図を載せられないのが残念ですが、2020年度に都市計画案の公告・縦覧予定とのことでそのときには紹介できればと思っています。

■物件概要■
計画名称:(仮称)新宿駅西口地区
所在地:東京都新宿区西新宿一丁目1番の1部
用途:商業、業務、駅施設
階数:地上48階、地下5階
高さ:約260m
敷地面積:約15,720
延床面積:約281,700
建築主:小田急電鉄、東京地下鉄
工期:2022年度着工〜2029年度竣工予定