札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 2019年6月24日にセスナから撮影したJR札幌駅の南口側です。赤い網掛けをした場所では「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が計画されており、2020年4月30日に計画段階環境配慮書が札幌市のHPで公開されました。

 事業者は札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合、代表者はヨドバシホールディングスで敷地は旧札幌西武跡地などです。

▼札幌市(2020年4月30日〜5月29日)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
基壇部の配慮内容(札幌駅南?駅前広場に面する高さの一体性)[出典:札幌市]

 場所は札幌駅南口駅前広場の道路を挟んだ目の前で、その広場は高さ約50mの商業施設で囲まれています。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
基壇部(低層部)配置案[出典:札幌市]

 そのため低層部はこのように高さ約50mの計画となっており、その上の高層部はA案とB案の2案があります。どちらの案でも商業機能、宿泊機能、高機能オフィスで構成され延床面積は約23万屬箸覆辰討い泙后



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 配置計画(A案:1棟案)[出典:札幌市]

 A案はこのように1棟、高さ約240mとなっています。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 断面計画(A案:1棟案)[出典:札幌市]

 このように札幌駅とは逆の大通り公園側に超高層ビルを配置する計画となっています。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 B案
計画建築物 配置計画(B案:2棟案)[出典:札幌市]

 B案はこのように2棟構成で高さ約190mの業務棟と高さ約160mの宿泊棟となっています。宿泊棟とオフィスビルがお見合い部屋にならないようL字型の配置です。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 B案
計画建築物 断面計画(B案:2棟案)[出典:札幌市]

 このように札幌駅に近い側が宿泊棟で遠い側が業務棟です。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 現時点で北海道で最も高い超高層ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)の38階にある展望室から見た「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。

 現在は未利用地、駐車場に加えて既存ビルがいくつかあります。北海道リアルエコノミーの記事によると、街区内に建つ「aune札幌駅前ビル」の所有者が東急と同グループのじょうてつとなり、他のビルの取得する動きをしており再開発に参画するもようとのことです。東急グループとヨドバシHDの関係は良好であり、隣にある東急百貨店の移転の可能性も考えられるとのことです。

 この街区の再開発がこのまま進めば低層部にヨドバシカメラが入るのは確実と思われますが、ヨドバシカメラだけでは広過ぎるので東急百貨店も入る可能性は多いにありそうです。

 気になるのは好調だったインバウンドが新型コロナウィルスの影響で壊滅的で、コロナが収束しても元の状態に戻るのかどうかといったところですかね。そうなると宿泊施設部の計画にも影響が出てくるかもしれないですね。

▼北海道リアルエコノミー(2020年4月30日)
JR札幌駅南口「北4西3」再開発に東急・じょうてつ参画へ 「aune札幌駅前ビル」取得



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 別方向からの空撮です。札幌駅の真ん中の目の前という一等地のため、個人的にはA案の高さ240mの超高層ビルを目指して欲しいところです。



札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 別角度からもう1枚。「JRタワー」の隣の大きな駐車場「北5西1街区」では地上47階、高さ230mの超高層ビル建設を目指すことが発表されています。

 これからの計画が順調に進むと札幌駅前に高さ240mと高さ230mの超高層ビルが出現することになります。さらに写真には写っていないさらに右側では地上50階、高さ180mのタワーマンション計画「北8西1地区第一種市街地再開発事業」もあり、札幌駅前に超高層ビル群が出現する未来が来るかもしれません。

 こういった再開発は計画が進むに連れて現実的な規模に落ち着いてしまうことが多いですが、是非とも今の計画で実現して欲しいものです。