うめきた2期地区南街区開発事業
完成予想図[出典:大阪市]

 昨日、JR大阪駅北側の貨物駅跡地の大規模再開発「うめきた2期地区北街区開発事業」と「うめきた2期地区南街区開発事業」の環境影響評価準備書が大阪市より公開されました。

 同時に事業者であるJV9社(三菱地所:代表企業、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社)からは、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、大阪市都市計画審議会にて本計画に係る都市計画案が審議され、都市計画決定される見込みとなったとニュースリリースが出ました。

 ニュースリリースに掲載されているイメージパースは2018年5月の提案時点の図のため、大阪市のHPで公開された環境影響評価準備書に掲載されているこの完成予想図が最新かと思います。屋上緑化されたりタワーマンションに色が付いたりしていますが、ビルの大きさや配置は変わりないように見えます。

▼大阪市:環境アセスメント(2020年3月25日)
うめきた2期地区北街区開発事業 うめきた2期地区南街区開発事業 環境影響評価準備書

▼三菱地所:ニュースリリース(2020年3月25日)
「(仮称)うめきた2期地区開発事業」始動



うめきた2期地区南街区開発事業
配置図[出典:三菱地所]

 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」は大きくこの図の左半分の南街区と右半分の北街区に分かれています。各街区の概要は以下の通りとなっています。

■南街区■
分譲棟:地上51階、地下2階、高さ約185m、延床面積約93,000屐⊇斬陝¬600戸
賃貸棟:地上39階、地下3階、高さ約185m、延床面積約320,000屐∋務所、店舗、ホテル、中核機能等

■北街区■
分譲棟:地上47階、地下1階、高さ約175m、延床面積約85,000屐⊇斬陝¬600戸
賃貸棟:地上27階、地下3階、高さ約135m、延床面積約69,200屐中核機能、店舗、ホテル等



うめきた2期地区南街区開発事業
狭域図[出典:三菱地所]

 場所は大阪駅の北西側、グランフロント大阪の西側の一帯で、周辺施設とはペデストリアンデッキでも接続されます。

 また、両街区は新設される道路で分断され、その道路を挟むように両街区には大規模な公園も整備されます。



南街区 東棟 南北断面図
南街区 東棟 南北断面図[出典:大阪市]

 南街区の大阪駅に近い側の東棟の断面図です。低層部は店舗となり、その上の5階〜27階がホテル、5階〜17階がオフィスビルとなります。



南街区 西棟 南北断面図
南街区 西棟 南北断面図[出典:大阪市]

 住宅棟と西棟側の断面図です。住宅棟は地上51階、高さ約185mの純粋なタワーマンションとなり、西棟は低層部に店舗、中層部の6〜27階にオフィス、そして高層階の28階〜38階にホテルが配置されます。



南街区 東立面図
南街区 東立面図[出典:大阪市]

 南街区をグランフロント大阪がある東側から見た立面図です。



南街区 西立面図
南街区 西立面図[出典:大阪市]

 南街区を西側から見た立面図です。



南街区 南立面図
南街区 南立面図[出典:大阪市]

 南街区をタワーマンションが建設される南側から見た立面図です。



南街区 北立面図
南街区 北立面図[出典:大阪市]

 南街区を公園が整備される北側から見た立面図です。左が東棟、右が西棟で両棟が低層部で繋がっていることがわかり、そして環境アセスの資料では北高層棟としてまとめて掲載されているため、建築基準法上では東棟、西棟合わせて1棟扱いとなりそうです。そのため地上39階、高さ約185m、延床面積約32万屬1棟としてはかなりの規模となります。



北街区 南北断面図
北街区 南北断面図[出典:大阪市]

 北街区の断面図です。右側は大阪駅からは一番遠い場所に位置する地上47階、高さ約175mのタワーマンションとなり、左側は1,2階の低層部に店舗、中層部の3階〜9階に中核機能、そして10階〜25階の高層部にホテルが配置されます。規模は地上27階、高さ約135mとなっているので26階、27階は機械室となるようです。



北街区 西立面図
北街区 西立面図[出典:大阪市]

 北街区を西側から見た立面図です。



北街区 東立面図
北街区 東立面図[出典:大阪市]

 北街区をグランフロント大阪がある東側から見た立面図です。



うめきた2期地区南街区開発事業

 2020年2月23日に梅田スカイビルから撮影した「うめきた2期地区南街区開発事業」方面です。この細くなっている先の部分に地上51階、高さ約185mのタワーマンションが建設されます。梅田の超高層ビル群を眺めるには近過ぎる気もしますが、大迫力の超高層ビル群が目の前に見えるタワーマンションとなりそうです。



うめきた2期地区南街区開発事業

 グランフロント大阪から見た「うめきた2期地区南街区開発事業」方面です。

 大阪駅前の広大な超一等地のため「あべのハルカス」を超える300mオーバーの超高層ビルを見たかったですが、ここは伊丹空港の影響で高さ制限がありそういった超高層ビルは建設できません。大阪でセスナを飛ばしたことがありますが、この辺りは管制官とやり取りして許可が下りないと飛べないと聞いたので、そのような場所では高さ制限の緩和はどう頑張っても無理だったんでしょうね。。

 ところで左側の地下が見えている工事部分は東海道線支線地下化と建設中の「うめきた(大阪)地下駅」です。



大阪駅(うめきた地下駅)
イメージパース[出典:JR西日本]

 そんな「うめきた(大阪)地下駅」ですが昨日、駅前が発表され「大阪」駅となることが決定しました。改札内連絡通路で既存の「大阪」駅と接続されます。

▼JR西日本:ニュースリリース(2020年3月25日)
「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備
並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について




大阪駅(うめきた地下駅)

 それにしても今まで色々な再開発現場を見てきましたが、鉄道の建設現場は初めてのような気がします。



大阪駅(うめきた地下駅)

 ここも地下ではありますが、地下鉄などで新設される線路はもっと地下深く工事現場を見ることはできないので、ここは貴重な工事現場です。



うめきた2期地区

 左の仮囲いがある辺りに道路、その両側には公園が整備されます。



うめきた2期地区

 ここからは場所は変わって大阪駅の駅ビル「ノースゲートビルディング」から見た「(仮称)うめきた2期地区開発事業」です。



うめきた2期地区北街区開発事業

 ここからは北街区を見渡すことができます。うめきた2期地区はこうして色々な場所から見ることができます。ただ、撮りに行く身としては移動が大変なことになるのでこれこそ嬉しい悲鳴です。



うめきた2期地区北街区開発事業

 最後は「梅田スカイビル」から見た「うめきた2期地区北街区開発事業」です。

 今後のスケジュールは以下の予定となっています。

 2020年4月  都市計画決定
 2020年度下期 民間宅地着工(南街区、北街区)
 2024年夏頃  先行まちびらき(一部民間宅地および一部都市公園)
 2027年度   うめきた2期地区全体開業(民間宅地および都市公園)