虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
虎ノ門・麻布台プロジェクト完成イメージ[提供:森ビル]

 森ビルによる大規模再開発「虎ノ門・麻布台プロジェクト虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業)」の完成予想図です。

 メインタワーは地上64階、地下5階、高さ325.11mで大阪の「あべのハルカス」(地上60階、高さ300m)を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、完成から数年後には「東京駅前常盤橋プロジェクト B棟」(地上61階、高さ390m)に高さを抜かれて日本2位の高さとなります。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
虎ノ門・麻布台プロジェクト完成イメージ[提供:森ビル]


 建設される超高層は3棟で東棟(B-2街区)で左から西棟(B-1街区)、東棟(B-2街区)、メインタワー(A街区)となっています。他に低層棟が建ち並ぶC街区もあります。

 超高層の外観デザインは今年の7月19日に亡くなったシーザー・ペリ氏が創設したアメリカのPCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)が担当しています。「愛宕グリーンヒルズ」や「アークヒルズ仙石山森タワー」などもPCPAの作品で高層部が少し細くなるデザインが多く、メインタワー(A街区)も高層部が少しだけ細くなっています。

・メインタワー(A街区):地上64階、地下5階、高さ325.11m、延べ460,248.32
・西棟(B-1街区):地上64階、地下5階、高さ262.81m、延べ185,227.65
・東棟(B-2街区):地上54階、地下5階、高さ237.20m、延べ168,797.93



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
立面図[出展:森ビル]

 メインタワー(A街区)は7階〜52階が総貸室面積約204,000屬離フィスフロアで、基準階貸室面積は約4,300屐遡4,840屬念貶佞約80mの正方形となっています。メインタワー高層部の54階〜64階は約90戸の住宅フロアとなります。居住者専用のラウンジやスパのほか、各住戸ごとに専用のエレベーターホールも整備されます。また、隣接地にはインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」が建設される予定となっています。

 西棟(B-1街区)は3階〜5階が貸室面積約4,200屬離フィスフロア、6階〜64階が約970戸(サービスアパートメント約170戸を含む)の住宅フロアとなります。森ビルのニュースリリースによると西棟には多数の共用施設が設置されるとのことです。

 東棟(B-2街区)は1階〜13階が日本初進出のラグジュアリーホテル(約120室)、14階〜53階が約330戸の住宅フロアとなります。中にはプール付きの住戸や2層吹き抜けのリビングがある住戸も設定されます。また、ここのマンションは低層部に入るホテルと連携したサービスを利用できるようになるとのことです。

 低層棟は商業施設を中心に住宅やオフィスフロアなども入ります。また、メインタワー、西棟、東棟、低層棟の全てが制震構造となります。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
平面図[出展:森ビル]

 かなり広大な敷地に広場なども配置され、桜田通りと麻布通りを結ぶ道路や、その道路と外苑東通りを結ぶ道路が新設されます。また、六本木一丁目駅と神谷町駅を結ぶ歩行者通路(地下)で結ばれるため両駅から直接アクセスできる場所となります。

 エリア全体に広がる商業施設は約150店舗(約24,000屐砲箸覆蝓△修靴特羆広場の地下には約4,000屬箸いβ腟模なフードマーケットも整備されます。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の建設地です。この辺りは中央広場となります。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 高台側が「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.11m)の建設地です。



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 「虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)の建設地です。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 敷地内に段差がありますが、その段差の左が東棟、右が西棟と境目になりそうです。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.81m)の建設地です。

 この高さ262.81mはタワーマンションとしては高さ日本一となります。メインタワーも高層部が住宅フロアとなりそちらの方が遥かに高いですが、当ブログではフロアの半分以上が住宅の場合をタワーマンションとして扱っています。そのためメインタワーは複合ビル扱いで当ブログではタワーマンションとは呼びません。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 建設地は少し谷になっているため上から工事現場が観察できると思っていたら、観察スポットにこのような構台が建設中でここのスポットからは見られなくなるかもしれません。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 ただ、西側の谷を下って登る道路が封鎖されており、その谷の上を通っていた道路に歩行者専用道が整備されそこから建設現場を見ることができました。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 この規模の超高層建設現場を間近で見ることはなかなかないので観察スポットがあって良かったです。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 それにしてもこの辺りには小規模な建物を中心に複数の建物がありましたがよくまとめあげたなと思います。この規模をまとめてしまうのはさすが森ビルです。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 これだけの敷地で再開発したい思い描き、それをまとめあげるのにどれほどの年月が必要だったんでしょうね。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 配置図で都市再生特別地区の区域に入っていない箇所にプレハブ事務所の設置されていました。ここだけ区域に入っていないのは謎です。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 外苑東通りから見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.11m)の建設地です。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 メインタワーの建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地のため、名称は「○○ヒルズ森タワー」ではなく日本郵便を表す「JP」が入った「○○ヒルズJPタワー」となるかもしれません。ちなみに「○○ヒルズ」は「虎ノ門麻布台ヒルズ」になると言われています。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 桜田通りから見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト C街区」の建設地です。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 こちらはまだ既存ビルの解体工事が行われていました。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
屋上緑化が施された低層棟(イメージ)[出展:森ビル]

 この屋上緑化される低層棟はロンドンオリンピックの聖火台などを手掛けたイギリスのトーマス・ヘザウィック氏のデザインで、この「虎ノ門・麻布台プロジェクト」はヘザウィック・スタジオが日本で初めて手掛けるプロジェクトになるとのことです。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業
商業エリア(イメージ)[提供:森ビル]

 このデザインはいいですよね。最初は超高層棟だけが楽しみでしたが、このデザインが公開されてからは低層棟もかなり楽しみになっています。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 最後は六本木ヒルズの展望台から見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の建設地を載せていきます。本当は東京タワーからの方がよく見えるのですが、六本木ヒルズの展望台の年間パスポートを持っているでどうしても六本木ヒルズが多くなります。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 ただ望遠レンズでズームして行くと意外と建設地を見ることができます。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)」(地上64階、高さ325.11m)の建設地です。



虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)の建設地です。


虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.81m)の建設地です。

■物件概要(メインタワー(A街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 メインタワー(A街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
用途:共同住宅(54階〜64階)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:約90戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.11m(最高325.11m)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15.662.94
延床面積:460,248.82
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定


■物件概要(西棟(B-1街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目32番6外
用途:共同住宅(6階〜64階)・事務所(3階〜5階)・店舗・保育所・駐車場等
総戸数:約970戸(サービスアパートメント約170戸を含む)
階数:地上64階、地下5階
高さ:262.81m(最高262.81m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:9,648.39
建築面積:6.311.38
延床面積:185,227.65
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:三井住友建設
工期:2019年10月1日着工〜2023年3月31日竣工予定


■物件概要(東棟(B-2街区))■
名称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 東棟(B-2街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-2街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目12番、13番外
用途:共同住宅(14階〜53階)・ホテル(1階〜13階)・店舗・集会場・駐車場等
総客室数:約120室
総戸数:約330戸
階数:地上54階、地下5階
高さ:237.20m(最高237.20m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:16,467.87
建築面積:8.203.07
延床面積:168,797.93
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定