パークコート文京小石川 ザ タワー

 都営三田線「春日」駅直結となるタワーマンション「パークコート文京小石川 ザ タワー」(地上40階、最高高さ148.45m)の建設地です。ようやくタワークレーンが設置されました。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 背後の住友不動産のビル「住友不動産後楽園ビル」(地上20階、高さ88.9m)あ右側のタワーマンションは「アトラスタワー小石川」(地上28階、最高高さ92.9m)よりも遥かに高いタワーマンションとなります。

 「パークコート文京小石川 ザ タワー」は三井不動産レジデンシャルの「パークコート」ブランドですが他に三菱地所レジデンスと新日鉄興和不動産も売主に名を連ねています。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 ところでこのタワークレーン。パッと見た感じではクレーン設置中にも見えるかもしれませんが、これは清水建設の水平スライドクレーン「Exter(エクスター)」です。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 この水平スライドクレーン「Exter」は新大阪駅で近くの「からくさホテルグランデ新大阪タワー」(地上24階、高さ97.0m)の建設現場で見たことがあったのですが、そこのクレーンがここにやってきたものと思われます。



パークコート文京小石川 ザ タワー
Shimz Smart Siteの概念図[出展:清水建設]

 その「からくさホテルグランデ新大阪タワー」はこの図のように建物の頂部を全天候カバーで覆い、そのカバー内で効率よく稼働できるように設計した伸縮するブームを備えた水平スライドクレーン「Exter」が活躍していました。最大吊(定格)荷重12t、作業半径は3〜25m、揚程(揚重高さ)200mという機能となっています。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 撮影したのが日曜だったため休工日でしたが、この部分が水平方向に伸びるクレーンとなっています。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 横から見るとハンマーのような形になっています。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 そもそもこの水平スライドクレーン「Exter」は清水建設の次世代型生産システム「Shimz Smart Site」に対応させるために開発されたクレーンです。その「Shimz Smart Site」とはExterと自律型の各種施工ロボットから構成される建築工事向けの生産システムで、つまりロボットと人が協働しながら工事を進める次世代建築生産システムとなっています。ただ、ここの建設現場にもロボットが導入されるのか、タワークレーンだけの導入なのかは現時点ではわかりませんでした。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 隣で建設中の「文京ガーデン ゲートタワー」(地上23階、最高高さ109.74m)のタワークレーンとのコラボです。普通のタワークレーンに慣れてしまっているので「Exter」の違和感が凄いです。



パークコート文京小石川 ザ タワー

 現地看板を撮影した「パークコート文京小石川 ザ タワー」の完成予想図です。このように板状のタワーマンションの頂部全体を全天候カバーで覆うとは思えないのでクレーンだけの導入となるんですかね。しばらくの間はどうなるのか注目です。

 最初にも書きましたがここは都営三田線「春日」駅直結となり、1、2階が商業施設、3〜5階がオフィスフロア、6階が住宅のメインエントランスや中庭、7階にキッズルームやゲストルームといった共用施設が配置され、8階〜39階が住宅フロアとなります。そして最上階の40階はスカイデッキ、スカイアクアランジといった共用施設が配置されます。



パークコート文京小石川 ザ タワー 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称:パークコート文京小石川 ザ タワー
計画名:春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物 北街区
所在地:東京都文京区小石川1丁目102番1、102番2、102番3
用途:共同住宅、事務所、店舗
総戸数:577戸(販売総戸数390戸、事業協力者戸数187戸含む、他に店舗28区画、事務所19区画)
階数:地上40階、地下2階
高さ:140.40m(最高高さ148.45m)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、制震構造
基礎工法:現場造成杭、直接基礎
敷地面積:6,208.60
建築面積:4,027.90
延床面積:84,318.64
建築主:春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合
売主:三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、新日鉄興和不動産
設計者:日本設計
施工者:清水建設
工期:2016年3月31日着工〜2021年3月下旬竣工予定
入居:2021年7月下旬竣工予定