虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
イメージパース[出典:内閣府]

 森ビルと日本郵便による大規模再開発「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。

 A街区は地上65階、高さ約323mで2023年3月の完成時には高さ日本一の超高層ビルとなります。完成時と言っているのは2027年度に竣工予定の「東京駅前常盤橋プロジェクト」が地上61階、高さ390mの規模で高さを抜かれるためです。そのため高さ日本一の超高層ビルとなるのは数年間だけですが、A街区の高層部は住宅フロアとなるため住宅フロアとしての高さ日本一はしばらく続きそうです。

 B-1街区は地上64階、高さ約263mのタワーマンション、B-2街区は地上53階、高さ約233mのタワーマンションとなります。これはタワーマンションとしては高さ日本一となり、地上64階という階数でもタワーマンションとしては日本一となります。ただし「西新宿三丁目西地区」で地上65階、高さ235mのツインタワーのタワーマンションが計画されており、これが計画通り建設されるとタワーマンションとしての階数日本一の座は移ります。

※ 当ブログでは建物の半分以上が住宅フロアの場合にタワーマンションとして扱います。そのためA街区はタワーマンションとしては扱いません。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:内閣府]

 A街区は低層部に店舗、インターナショナルスクール等、そして中層部など大部分が事務所で高層部が住宅フロアとなります。B-1街区は低層部に事務所、保育所が入りますがほぼ全てが住宅、サービスアパートメントとなります。B-2街区は低層部にホテル、そして中層、高層部が住宅となります。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:内閣府]

 このようにT字型の広大な敷地が計画地で麻布郵便局の跡地がA街区となります。現在、住宅やマンションが建ち並んでいる場所にB街区のタワーマンションが配置されます。また、神谷町駅に近い側はC街区となり低層の建物が配置されます。また、再開発により細い道路は廃止され広い道路に整備されます。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
歩行者ネットワークイメージ[出典:内閣府]

 道路ばかりではなく地下通路も整備され神谷町駅から六本木一丁目駅まで接続されます。ただ、両駅の間はそれなりの距離があるので乗換え駅としてではなく両駅から来れる場所といった感じになります。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
世界貿易センタービルからのイメージ[出典:内閣府]

 この完成予想図では東京タワーより随分と低く見えるかと思いますが、東京タワーとは10mの差しかありません。見る場所によっては東京タワーより目立つランドマーク的な存在となりそうです。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の空撮
 2019年1月27日にセスナから撮影した「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。写真中央やや下あたりが計画地です。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 2019年2月11日に現地から撮影した「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。現地では既存建物解体工事が行われており空き地が徐々に増えてきました。正面の大きな低層の建物は「麻布郵便局」でA街区の建設地となります。

麻布郵便局
 その「麻布郵便局」は再開発に向けて昨年の11月19日に移転しています。そして2月18日から8月30日までの工期で解体工事が行われます。

麻布郵便局 解体工事のお知らせ
 現地には解体工事のお知らせも設置されていました。解体工事の施工者は清水建設です。A街区の施工もそのまま清水建設となりそうです。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」のB街区方面です。まだ既存建物は数多く残っていますがほとんどの建物に解体工事のお知らせが設置されており、それによる開始日にバラツキはありますがだいたい3月から解体されるようです。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 ここは高台側にも出入り口があった建物の解体現場です。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 下から見ると(左端)このようになっています。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 首都高側の地上部の解体も終わっているようでした。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 今はこうして「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の計画地内を撮り歩けますが、ほとんどの建物が3月から解体のためもうすぐ中は歩けなくなるかもしれません。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 ただ全部の建物解体工期を確認していないためいつから計画地が封鎖されるかはわかりません。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 計画地の大部分は麻布台ですが、ちょうど谷のようになっている場所が計画地の大部分を占めます。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 虎ノ門側の高台です。こちら側も計画地となっており解体工事のお知らせが設置されていました。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 計画地内に全部で何棟の建物があるんでしょうね?これだけの規模をまとめられるのは森ビルしかいない気がします。

(仮称)神谷町計画(虎ノ門麻布台仮店舗)新築工事
 そんな虎ノ門側で「(仮称)神谷町計画(虎ノ門麻布台仮店舗)新築工事」(地上3階、高さ9.98m)が建設中でした。森ビルが建築主のため同再開発用の仮設店舗かと思います。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 桜田通り側から見た「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」方面です。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 今は雑居ビルが建ち並んでいますが六本木ヒルズのような街に生まれ変わります。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の空撮
 最後にもう一度「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」方面の空撮です。高さ200mを超す超高層ビルが建ち並んでいますが、それらを超す高さの超高層ビルがこの場所に建設されます。予定では今年の3月着工。完成が楽しみな大規模プロジェクトです。

■物件概要■
・A街区:地上65階、地下6階、高さ約323m、延床面積約461,840
・B-1街区:地上64階、地下6階、高さ約263m、延床面積約187,190
・B-2街区:地上53階、地下6階、高さ約233m、延床面積約187,190
・C街区:地上2〜8階、地下1〜3階、高さ約16〜約43m
・地区面積:約8.1ha
・2019年3月着工〜2023年3月竣工予定
・総事業費:約5,792億円