虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
イメージパース[出典:内閣府]

 東京都より本日、2018年3月27日に虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合の設立を認可すると発表がありました。参加組合員は森ビルと日本郵便、事業名は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」で、完成時には日本一の高さとなる地上65階、高さ約323mの超高層ビルなど総事業費約5792億円の大規模再開発となります。2019年3月着工、2023年3月竣工予定です。

▼東京都:報道発表資料(2018年3月26日)
虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合の設立認可について


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の断面図です。各街区の概要は以下の通りです。

・A街区:地上65階、地下6階、高さ約323m
・B-1街区:地上64階、地下6階、高さ約263m
・B-2街区:地上53階、地下6階、高さ約233m
・C街区:地上2〜8階、地下1〜3階、高さ約16〜約43m

 A街区、B-1街区、B-2街区、それぞれ当初の情報より7mほど低くなっています。また、B-2街区は純粋なタワーマンションの計画でしたが低層部にホテルが入ることとなっています。

 A街区は「あべのハルカス」(地上60階、高さ300m)を超えて高さ日本一の超高層ビルとなりますが、「東京駅前常盤橋プロジェクト」にて地上61階、高さ390mの超高層ビルが建設されるので高さ日本一の座は奪われることとなります。ただ、住宅部が高層部のためマンション部の高さは日本一となります。建物の大部分が住宅部となるタワーマンションとしてはB-1街区が日本1位の高さ、B-2街区が日本2位の高さとなります。

 要するに日本の超高層ランキングを色々と塗り替える建物が一気に3棟建設されることとなります。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:内閣府]

 配置図は当初発表と差はなさそうなので、解像度の良い当初発表の図を載せておきます。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 歩行者ネットワーク
歩行者ネットワークイメージ[出典:内閣府]

 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」では幹線道路を結ぶ南北、東西道路の整備の他、この図のように地下鉄神谷町駅と六本木一丁目駅を結ぶバリアフリー動線も整備されます。


虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 2016年10月に撮影した「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」方面の空撮です。中小のビルや住宅が密集した地域が再開発対象となっているのがわかります。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 六本木ヒルズから見た同再開発方面です。この中央の景色が大きく変わります。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 2017年12月に撮影した計画地内です。事業協力者の森ビルが管理する駐車場が点在しており、一部では埋蔵文化発掘調査が行われていました。ただ、まだまだ既存ビルが多数ある状態のため、どこかのタイミングで一斉に解体工事が始まるのかもしれません。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 地上65階、高さ約323mの超高層ビルの建設地となる「麻布郵便局」です。右側に見える東京タワーの高さ333mに匹敵する高さとなります。郵政民営化がなければここに超高層ビルが建つことはなかったかと思います。

 以下の概要は今回発表された内容と以前の情報を混ぜています。以前の情報と変わっている箇所があるかもしれません。

■全体の概要■
所在地:東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
地区面積:約8.1ha
工期:2019年3月着工〜2023年3月竣工予定

■A街区の物件概要■
計画名称:虎ノ門・麻布台地区 A街区
用途:住宅、事務所、店舗、子育て支援施設、インターナショナルスクール、駐車場等
総戸数:約80戸
階数:地上65階、地下6階
高さ:約323m
敷地面積:約24,100
延床面積:約461,840

■B-1街区の物件概要■
計画名称:虎ノ門・麻布台地区 B-1街区
用途:住宅、サービスアパートメント、事務所、店舗、駐車場等
階数:地上64階、地下6階
高さ:約263m
敷地面積:約9,600
延床面積:約187,190

■B-2街区の物件概要■
計画名称:虎ノ門・麻布台地区 B-2街区
用途:住宅、ホテル、店舗、生活支援施設、駐車場等
階数:地上53階、地下6階
高さ:約233m
敷地面積:約16,500
延床面積:約167,520