(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:野村不動産]

 野村不動産、NREG東芝不動産、東日本旅客鉄道による大規模再開発「(仮称)芝浦一丁目計画」の概要が『都市再生特別地区(芝浦一丁目)都市計画(素案)の概要』として内閣府の国家戦略特区のHPにて8月14日に公開されました。そして翌日の8月15日には同3社より『浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替事業 「(仮称)芝浦一丁目計画」 整備方針について』の発表もありました。

 「(仮称)芝浦一丁目計画」は「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の建替え計画で、地上46階、地下5階、高さ約235mのS棟(イメージパース左)と地上47階、地下5階、高さ約235mのN棟(イメージパース右)が建設されます。設計は槇文彦氏で延床面積約55万屐高さ約235mという巨大なツインタワーとなります。

▼野村不動産:ニュースリリース(2017年8月15日)
浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替事業 「(仮称)芝浦一丁目計画」 整備方針について(野村不動産、NREG 東芝不動産、東日本旅客鉄道)

▼内閣府:国家戦略特区(2017年8月14日)
第12回 東京都都市再生分科会 配布資料


(仮称)芝浦一丁目計画 計画断面イメージ
(仮称)芝浦一丁目計画 計画断面イメージ[出典:野村不動産]

 両棟とも主要用途はオフィスですが、地上46階、高さ約235mとなるS棟の高層部はホテルとなり、地上47階、高さ約235mとなるN棟の高層部は住宅となります。また、両棟は低層部と地下で繋がり低層部は商業施設となります。

 S棟は2020年度着工、2023年度竣工予定で、N棟は2026年度着工、2029年度竣工予定です。全体完成は10年以上先の予定ですが東京湾越しに見える光景は大きく変わることとなりそうです。


(仮称)芝浦一丁目計画 配置図
(仮称)芝浦一丁目計画 配置図[出典:内閣府]

 建設地はJRと芝浦運河に挟まれた場所で敷地内には東京モノレールも通っています。この配置図の左上あたりに浜松町駅があります。


(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:野村不動産]

 芝浦運河沿いにはこのような船着場やテラスが整備される計画となっています。


(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース
(仮称)芝浦一丁目計画 イメージパース[出典:内閣府]

 東京には海や運河があるのにあまり活用していないと個人的に感じていたので、こうして運河が整備されるのは良かったと思います。


(仮称)芝浦一丁目計画 位置図
(仮称)芝浦一丁目計画 位置図[出典:内閣府]

 最寄り駅はJRと東京モノレールの「浜松町」駅とゆりかもめ「日の出」駅となり、「浜松町」駅側とは歩行者ネットワークの強化がされます。


浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 中央が凹んでいる特徴的なデザインの「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の空撮です。「(仮称)芝浦一丁目計画」は同ビルの建て替え計画となりますが、まずはビル左の低層棟部分にS棟を建設します。その後「東芝ビルディング」を解体しN棟が建設します。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「世界貿易センタービル」の展望台から見た「東芝ビルディング」です。その足元に建つ「東芝浜松町ビル」も計画地に含まれています。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 レインボーブリッジから見た「東芝ビルディング」です。これよりも70mほど高いツインタワーとなるのでかなりの迫力となりそうです。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「芝浦運河」と「東芝ビルディング」です。休日に行くと人通りの少ない静かな場所ですが、完成すると人の流れは変わりそうですね。

■(仮称)芝浦一丁目計画の物件概要■
計画名称:(仮称)芝浦一丁目計画
所在地:東京都港区芝浦一丁目1番1号他
用途:事務所、商業施設、ホテル、住宅(約350戸)、駐車場、DHC施設等
階数:地上46階、地下5階(S棟)、地上47階、地下5階(N棟)
高さ:約235m
区域面積:約47,000ha
延床面積:約550,000
事業主体:野村不動産、NREG東芝不動産、東日本旅客鉄道
工期(S棟):2020年度着工〜2023年度竣工予定
工期(N棟):2026年度着工〜2029年度竣工予定