大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業
大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 完成予想図[出典:東京都]

 高さ390mという日本一の高さの超高層ビルが建設される「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。昨日のブログで「虎ノ門・麻布台地区」に建設される超高層ビルが高さ330mで日本一となると書きましたが、2027年度に完成するこのビルが抜き去ることとなります。


常盤橋街区再開発プロジェクト 配置図
常盤橋街区再開発プロジェクト 配置図[出典:三菱地所]

 同再開発では先行して地上9階、高さ65mとなるD棟が4月末に着工しています。この配置図のように「日本ビル」の部分解体工事を行い、そこの地下に下水ポンプ所が入るビルを建設します。


常盤橋街区再開発プロジェクト 完成予想図
常盤橋街区再開発プロジェクト 完成予想図[出典:三菱地所]

 そのD棟はこのようなビルとなります。ビルは下水ポンプ所の所有者となる東京都下水道局の事務所となる予定です。


大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟
 昨日、2017年5月21日に撮影したD棟の建設地です。左が部分解体された「日本ビル」です。部分解体するにあたり一時閉鎖されていましたが、6月から再びオフィスビルとして復活します。左下にチラッと引っ越しのトラックが写っていますが、この日はトレーニング機器の搬入作業を行っていました。ジムでも入るんですかね。

大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟
 別方向からもう1枚。来月からオフィスビルとして稼働しますが数年後には解体されます。

日本ビル
 東京駅側から見た「日本ビル」です。

朝日生命大手町ビル
 「日本ビル」に隣接している「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)です。この2棟が建っている場所が地上61階、高さ390mとなるB棟の建設地で2022年頃から解体されます。

JXビル
 「日本ビル」の隣の「JXビル」(地上20階、最高高さ84m)です。大成建設によって解体工事が行われています。

JXビル
 解体後の跡地には地上1階、高さ5mのC棟が建設されます。地下に変電所が入る施設で、一般的には広場にしか見えない場所となります。

大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業
 「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」全体です。また解体工事のお知らせは見当たりませんでしたが、正面の「大和呉服橋ビル」ももうすぐ解体工事が始まるかと思います。解体後の跡地には地上37階、高さ230mとなるA棟が建設されます。

 高さ390mの超高層ビルが建設される再開発のため高さ230mは小さく感じますが、現在の東京駅周辺の超高層ビルで一番高いのは「グラントウキョウ」の高さ205mです。そのため高さ230mは本来なら主役になれる高さです。ちなみに八重洲にそれよりも高いビルが3棟建設される予定ため東京駅周辺では5番目の高さとなります。

常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図
常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図
常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図
常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図[出典:三菱地所]

 今後の工事の流れです。まとめるとメインの高さ390mの超高層ビル以外をまずは建てて、最後に高さ390mの超高層ビル建設するといった感じです。


大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ
大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 開発事業のお知らせ

■大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 物件概要(全体)■
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
構造:S造、RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎、杭基礎(一部併用)
敷地面積:31,400
建築面積:20,300
延床面積:680,000
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:ABC棟未定、D棟は三井住友建設
工期:2017年4月上旬着工〜2027年9月下旬竣工予定

■A棟の物件概要■
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上37階、地下5階
高さ:230m
建築面積:3,900
延床面積:140,000
工期:2018年1月着工〜2021年度上期竣工予定

■B棟の物件概要■
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上61階、地下5階
高さ:390m
建築面積:13,200
延床面積:490,000
工期:2023年度着工〜2027年度竣工予定

■D棟の物件概要■
用途:事務所、下水ポンプ、駐車場等
階数:地上9階、地下3階
高さ:65m
建築面積:2,900
延床面積:30,000
工期:2017年4月末着工〜2021年12月末竣工予定