本日、2017年4月17日に三菱地所より東京駅日本橋口前の「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」のD棟において、地鎮祭を執り行ったとニュースリリースが出ました。4月末に着工、2021年12月末の竣工予定となっています。

常盤橋街区再開発プロジェクト 完成予想図
常盤橋街区再開発プロジェクト 完成予想図[出典:三菱地所]

 同再開発ではB棟が地上61階、高さ390mとなり日本一の高さの超高層ビルとなりますが、その最初の工事として地上9階、高さ約65mのD棟が着工します。全体では10年超の事業期間をかけて4棟のビルが段階的に建設されます。

▼三菱地所:ニュースリリース(2017年4月17日)
高さ日本一(約390m)の大規模複合再開発
「常盤橋街区再開発プロジェクト」第一弾D棟(下水ポンプ所)新築工事着工
〜東京駅前で10年超の長期プロジェクトがいよいよ始動〜 (PDF 1,362KB)



常盤橋街区再開発プロジェクト 配置図
常盤橋街区再開発プロジェクト 配置図[出典:三菱地所]

 D棟の建設は既存ビルの「日本ビル」北側部分で、地下には下水ポンプ所が新設されます。地上階は主にそのポンプ所の所有者である東京都下水道局の事務所になる予定です。


常盤橋街区再開発プロジェクト 断面図
常盤橋街区再開発プロジェクト 断面図[出典:三菱地所]

 「日本ビル」は現在閉鎖されおり、このようにD棟の建設地部分の北側のみ解体されています。残った南側部分は耐震化、外壁新設等の改修工事を行い、6月からは再びオフィスビルとして稼働します。既存の下水ポンプ所は新設されるポンプ所に機能移管(2021年末予定)するまでは稼働を続けます。

 以下は「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の段階STEP図です。今後は2021年度までに「JXビル」と「大和呉服橋ビル」を解体し、地上37階、高さ230mとなるA棟と変電所改修工事となるC棟を建設します。その後、「日本ビル」の南側部分と「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)を解体し、2023年度から地上61階、高さ390mとなるB棟の建設工事が始まります。全体竣工は2027年度の予定です。

常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図

常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図

常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図
常盤橋街区再開発プロジェクト 段階STEP図[出典:三菱地所]


日本ビルヂング
 4月8日撮影のD棟建設地です。このように地上から見える部分では北側の解体は終わり、「日本ビル」の外壁新設工事も終わっているように見えました。

大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ

大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 開発事業のお知らせ

 ちなみに現在の高さ日本一の超高層ビルは大阪の「あべのハルカス」で地上60階、高さ300mです。その高さをこの常盤橋地区のB棟が高さ390mで日本一となりますが、その前に「虎ノ門・麻布台地区」で地上65階、高さ約330mの超高層ビルが2022年度竣工予定で建設される予定となっています。

■大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 物件概要(全体)■
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
構造:S造、RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎、杭基礎(一部併用)
敷地面積:31,400
建築面積:20,300
延床面積:680,000
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:ABC棟未定、D棟は三井住友建設
工期:2017年4月上旬着工〜2027年9月下旬竣工予定

■A棟の物件概要■
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上37階、地下5階
高さ:230m
建築面積:3,900
延床面積:140,000
工期:2018年1月着工〜2021年度上期竣工予定

■B棟の物件概要■
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上61階、地下5階
高さ:390m
建築面積:13,200
延床面積:490,000
工期:2023年度着工〜2027年度竣工予定

■D棟の物件概要■
用途:事務所、下水ポンプ、駐車場等
階数:地上9階、地下3階
高さ:65m
建築面積:2,900
延床面積:30,000
工期:2017年4月末着工〜2021年12月末竣工予定