「(仮称)大手町地区D-1街区計画」に係る環境影響評価書案が東京都に提出され、10月2日から11月2日まで縦覧が開始されています。「(仮称)大手町地区D-1街区計画」とはあの日本一の高さとなる高さ390mの超高層ビル計画「常盤橋街区再開発プロジェクト」のことです。

 縦覧可能なのは平日の午前9時30分から午後4時30分のため建設系新聞社の記事が出るのを待っていたのですが、本日の建設通信新聞にアセス書案の縦覧開始の記事が掲載されました。新しい情報としては全体の工期が126ヶ月で、着工年度が一部変更、設計者が三菱地所設計、そして各ビルの塔屋が判明したことくらいかと思います。その新情報を含めた各棟の概要は以下の通りです。

A棟:地上37階、塔屋2階、地下5階、高さ約230m、延べ約14万屐2017年度〜2021年度
B棟:地上61階、塔屋2階、地下5階、高さ約390m、延べ約49万屐2022年度〜2027年度
C棟:地下4階、約2万屐2017年度〜2027年度竣工予定
D棟:地上9階、塔屋1階、地下3階、高さ約65m、約3万屐2017年度〜2022年度

 工期は2017年度から2021年度にかけてD棟とA棟を建設するI期工事、2022年度から2027年度にかけてB棟を建設するII期工事に分けられます。また、I、II期工事と合わせて、変電所建物と既存民間建物との合築解消、都市計画駐車場の再構築などのC棟改修工事を行います。

▼建設通信新聞(2015年10月6日)
アセス書案の縦覧開始/工期126ヵ月、高さ390m/三菱地所の常盤橋街区再開発

▼東京都(縦覧期間:2015月10月2日〜11月2日)
(仮称)大手町地区D−1街区計画:環境影響評価書案

常盤橋街区再開発プロジェクトの建設地の空撮
 この空撮は10月3日に撮影した最新の「常盤橋街区再開発プロジェクト」の計画地です。既存ビルで一番高いのは「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)です。


常盤橋街区再開発プロジェクト
常盤橋街区再開発プロジェクト 外観イメージ[出典:三菱地所]

 記事に完成予想図は出ていませんでしたが、8月末に三菱地所から発表された外観イメージと大きな変更はないかと思います。


常盤橋街区再開発プロジェクト
常盤橋街区再開発プロジェクト 断面図[出典:内閣府]

 地上61階、高さ約390mとなるB棟には展望台が設置されます。


常盤橋街区再開発プロジェクト
常盤橋街区再開発プロジェクト 計画配置図[出典:三菱地所]

 まずはD棟の下水ポンプ場の移設・更新が行われます。


東京駅周辺の超高層ビル群の空撮
 東京駅周辺の超高層ビル群の空撮です。かなり超高層化が進んでいますが、「常盤橋街区再開発プロジェクト」以外にも大手町では超高層ビルがまだまだ続き、そして八重洲や京橋でも超高層ビル建設が始まります。また、日本橋でも複数の超高層ビルが計画されています。高さ390mの超高層ビルが完成する頃には超高層ビルが今以上に増えています。展望台からの景色が今から楽しみです。

■常盤橋街区再開発プロジェクト A棟の物件概要■
計画名:常盤橋街区再開発プロジェクト A棟
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上37階、塔屋2階、地下5階
高さ:約230m
延床面積:140,000
設計者:三菱地所設計
工期:2017年度着工〜2021年度竣工予定

■常盤橋街区再開発プロジェクト B棟の物件概要■
計画名:常盤橋街区再開発プロジェクト B棟
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上61階、塔屋2階、地下5階
高さ:約390m
延床面積:490,000
設計者:三菱地所設計
工期:2022年度着工〜2027年度竣工予定