豊島区現庁舎地活用事業 完成予想図
豊島区現庁舎地活用事業 完成予想図[出典:下記ニュースリリース]

 昨日、東京建物、サンケイビル、鹿島建設から豊島区主催の「豊島区現庁舎地活用事業」の事業者公募において優先交渉権者に選定されたとのニュースリリースが発表されました。

▼東京建物、サンケイビル、鹿島建設:ニュースリリース(2015年3月20日)
「豊島区現庁舎地活用事業」の事業者公募 東京建物・サンケイビル・鹿島建設が優先交渉権者に決定

 この事業は5月7日に豊島区庁舎が移転するのに伴ない、現在の豊島区庁舎と豊島公会堂が建っている場所を定期借地権で借受けて新ホールと民間施設を一体的に整備することとなっています。同事業の完成後は、新ホールを豊島区が取得して運営、管理を行い、民間施設は70年間の期間にわたって民間事業者が維持管理・運営を行うことになります。

 今回のニュースリリースではざっくりとした施設概要しか載っていませんでしたが、豊島区議会銀議員の細川正博さんのブログに詳細な情報が掲載されていました。

 この情報とニュースリリースの情報を合わせた概要は、現庁舎がある場所をA敷地として地上30階、高さ約146mのシネコンとオフィスが入る超高層ビル、現豊島公会堂、第二庁舎がある場所をB敷地として地上7階、高さ約40mの新ホールや劇場等が入る施設(この図の中央)と新区民センターが入る施設(この図の右端)となっています。これら3棟はデッキで繋がる計画となっています。

 劇場は7つあり、A敷地のビルにはシネコン、カンファレンスホール、シネマプラザ、B敷地の中央の施設にはボカロ劇場、パークプラザ、新ホールそして、区民センターが入る施設には新区民センターホールが整備されます。新ホール、新区民センターホールは豊島区所有となります。そしてボカロ劇場はボーカロイドによるライブを楽しめる専用劇場となります。池袋にはニコ動の本社もあるので連動したイベントが開催されたりしそうですね。ボーカロイドは初音ミクに代表されるヤマハの音声合成技術でメロディと歌詞を入力することで機械的に歌わすことが出来るソフトです。そのためライブでは3DCGを使った初音ミクが歌うことになるので、ステージ全面全てがLEDパネルとかの劇場になるのかもしれませんね。

 今後のスケジュール2015年4月に基本協定締結、2016年3月に定期借地権設定契約の締結、2016年11月に建築工事着工、2019年3月に新ホール竣工、2020年3月に民間施設竣工となっています。

豊島区現庁舎と豊島公会堂
 サンシャイン60から見た現在の豊島区庁舎と豊島公会堂です。

池袋の街と豊島区現庁舎と豊島公会堂
 場所は池袋駅から北東側に徒歩約5分の位置です。

 ところで昨年12月に今回の「豊島区現庁舎地活用事業」近くの、スポルト池袋跡地において「シネマサンシャイン」などの佐々木興業が地上15階、高さ約90mのシネコンタワーを建設すると発表がありました。計画名は「東池袋一丁目新シネマコンプレックスプロジェクト(仮称)」で4〜15階部分に12スクリーン約2600席、12〜15階には高さ18m幅26mのスクリーンで「次世代IMAX」を導入する計画で2017年の竣工を目指しています。池袋は一気に映画の街になりそうです。

豊島区庁舎
 地上から見た豊島区庁舎です。5月7日には新庁舎へ移転します。

豊島区庁舎
 別角度からもう1枚。

豊島公会堂
 豊島公会堂です。

■豊島区現庁舎地活用事業(A敷地)の物件概要■
計画名:豊島区現庁舎地活用事業(A敷地)
所在地:東京都豊島区東池袋1丁目18番地
用途:事務所、シネコン、カンファレンスホール
階数:地上30階
高さ:約146m
敷地面積:3,637.15
延床面積:約64,000
事業者:東京建物(代表)、サンケイビル、鹿島建設
設計者:鹿島建設
施工者:鹿島建設
工期:2016年11月着工〜2020年3月竣工予定
地代:191億円(70年)


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