昨日、森ビルより2015年 年頭 社長所感(要約)が発表されました。その中から注目ポイントを抜き出すと「虎ノ門ヒルズ周辺の10ビル、9ビル、11ビルの再開発プロジェクトを、新駅構想も含めた一体的な街として計画」「虎ノ門・麻布台プロジェクトや六本木5丁目プロジェクトは、六本木ヒルズを超えるようなインパクトを世の中に与えるものになる」とありました。

 「六本木5丁目プロジェクト」とは「六本木五丁目西地区」のことと思われ「第二六本木ヒルズ」とも呼ばれているプロジェクトです。この「六本木5丁目プロジェクト」と「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の概要は判明していませんが、六本木ヒルズを超えるようなインパクトと言っていることからも、かなり大規模な再開発となりそうです。

▼森ビル:ニュースリリース(2015年1月5日)
森ビル株式会社 2015年 年頭 社長所感

六本木5丁目プロジェクト
 これは六本木ヒルズから見た「六本木五丁目西地区」の計画地です。大きな駐車場がある一帯から右側の緑地があるところを突き抜けてさらに右の方までが計画地となっています。詳細は最後に載せる地図を参照してください。ここは何年も前に「第二六本木ヒルズ」として話題になったこともあります。

 今回初めて耳にした「六本木5丁目プロジェクト」という名称で調べると森ビルの社員紹介のページに少し情報が載っていました。それによると大きなコンセプトとして「都心の森をつくる」というのがあり8ヘクタールという広大な森を育てるとのことです。また、国家戦略特別区域計画(素案)によると2015年中に都市計画の決定を目指しているようなので、今年中に何か概要が出てくると思われます。

虎ノ門・麻布台プロジェクト
 こちらは東京タワーから見た「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の計画地です。と言ってもわかりにくいので最後に載せる地図を参考にしてください。ここも概要はわかっていませんが、敷地の広さ的にも複数棟の超高層ビルが建設されると思います。こちらも国家戦略特別区域計画(素案)によると2015年中に都市計画の決定を目指しているようです。

虎ノ門10森ビル
 所感で触れられていた「虎ノ門10森ビル」です。虎ノ門ヒルズの北側でこの辺りは「虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区」として地上36階、高さ約185mの超高層オフィスビルが計画されています。1階にはBRTの利用も想定したバスターミナルが整備される計画となっています。詳しくは昨年書いた記事を参照してください。

虎ノ門9森ビル
 こちらは虎ノ門ヒルズの南側で「虎ノ門9森ビル」です。この辺りは「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)」と呼ばれている場所で高さ約180mのタワーマンションが計画されています。詳しくは昨年書いた記事を参照してください。


大きな地図で見る
 これは虎ノ門ヒルズの西側で「虎ノ門11森ビル」です。まだ撮影していなかったのでストリートビューです。ここは日比谷線の新駅が出来る場所あたりで、ここも再開発されるようですが詳細は不明です。


より大きな地図で 森ビル再開発 を表示

 昨年、森ビルが10年で10個所で総事業費1兆円程度の再開発を行うとニュースになったときに作った地図です。虎ノ門11森ビルの位置を追加しました。今年はこれらのプロジェクトの詳細が発表されそうなので注目ですね。六本木ヒルズを越えるインパクトと言っているので日本一は無理でも東京一の高さの超高層ビルになることを期待しています。


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