りんくうゲートタワービル

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 大阪府泉佐野市のりんくうゲートタワービルです。地上56階、地下2階、高さ256m、1996年8月竣工で西日本で一番、日本で二番目に背の高いビルです。Wikipediaのりんくうタワーゲートタワービルの解説によると、大阪ワールドトレードセンタービル(コスモタワー)に次いで日本3位という説もあるそうです。

りんくうゲートタワービル

 大阪府、日本開発銀行などが「りんくうゲートタワービル社」に出資し、約650億円の総工費をかけて建設されました。バブル時代に計画され、完成時にはバブル崩壊していたこともあり赤字続きで破綻。結局約45億円で売却されています。あちこちにバブルの塔と呼ばれる建物はありますが、ここもその一つです。
 バブル絶頂期には、りんくうゲートタワービルを中心に超高層ビルが建ち並ぶ計画でしたが、結局この1棟しか建ちませんでした。今はこのように空き地だらけです。
 バブル時代の計画については超高層ビルとパソコンの歴史さんのりんくうタウン狂走曲に詳しく載っています。

りんくうゲートタワービルからの眺め

 26階に展望室の「てんぼーるりんくう」がありましたが、2005年12月25日に閉鎖されています。でも25階のレストラン街に行ってみると、エレベータホールから南西方向だけ見ることが出来ました。今は空き地となっていますが、本当はこの方向にも同規模の超高層ビルが建ち、そのツインタワーを繋げることによってゲートとする計画でした。
 大阪の建設計画については全然把握していないのですが、空き地は何やら工事中で何かが建ちそうな雰囲気がしました。

りんくうゲートタワービルからの眺め

 こちらでも何やら建設中でした。関空は右側の方になります。
 周辺を歩く時間がなかったのですが、公園が整備されていてのんびり散歩するには良さそうでした。ただ、ここまで来るのは遠いですけどね。